37,〜東京(~07:08)

車番は前日の記事を参照

サンライズ285系に乗車するのは2度目なのですが、やはりまだ乗車自体が珍しくもあり、目が覚めたのは小田原前後でした。この付近では旅客線ではなく貨物線を走ります。東の空には薄い雲が掛っていて綺麗な日の出は拝めませんでしたが、1日の始まりらしい雰囲気を、この湘南地域の東海道線から眺めることが出来、中々気分も良かったです。
茅ヶ崎付近で貨物線から旅客線へと入り、いよいよ終着駅も近づいてきたな、と実感します。大船を過ぎたあたりでおはよう放送が入り、車内の人たちの多くもこの辺りでおきだす人が多い印象を受けました。その後横浜駅に到着し、乗客の2~3割が下車。朝の通勤ラッシュの空気がそろそろ漂い始めた東海道線を走り、いよいよ終着東京駅ももうすぐ。長かった旅行ももうすぐ終わりだな、としみじみと感じ入りながら、山手線と並走しだし、定刻通りに列車は東京駅に到着です。


下車後、「東京」の駅名表とともに285系の車体を撮影。嘗ては多くの客車列車が行き交った、東海道線系統の夜行列車も、今や定期列車はこのサンライズ瀬戸・出雲の1つだけになってしまったのだな、としみじみ。

その後は同編成の発車をがらんとしたホームで見送り、山手線を使いつつ自宅へと戻りました。学校の授業期間中ではありましたが、引退間近の「ほのぼのSUN-IN」にも乗車でき、こうした特定の列車狙いの長期旅行も中々楽しいものだな、と実感できた今回の旅行でした。