25,桂川→新飯塚(16:34→16:44)

↑折尾
クハ813-117(クロス)
サハ813-504(ロング)
クモハ813-117(クロス)
↓博多
桂川からは引き続き筑豊本線を進みます。とは言え、桂川から先の筑豊本線の列車はほぼ全ての列車がここから博多へと向かう篠栗線と直通しているので、あまり同一の路線であるという感じはしません。

ふと隣のホームを見やると、415系国鉄色編成が快速列車の博多行きとして運用についていました。この編成は1編成のみなので、出来れば対向ホームから撮影したかったのですが、ここで出会えただけでも良しとしましょう。

そして、乗車したのはこちらの813系。先に述べた運行形態に合わせ、博多駅から篠栗線筑豊本線鹿児島本線を経由して黒崎に至るまでの区間福北ゆたか線という愛称が与えられており、この列車も正面の幕はその愛称名を表示していました。前面が黒色、と鹿児島本線の813系とはまた少し違った雰囲気を出しています。
桂川でも乗客が随分降りたのですが、乗車してみると大体ボックスシートが1〜2人で埋まり、ロングシートには人がちらほら、という具合の乗車率でした。先程の気動車の単行という輸送体系とはまた随分違った雰囲気で、この辺りも福岡市の立派な通勤圏であるのだな、ということを実感させられます。車窓は概ね先程の筑豊本線区間と似ていましたが、以前よりも平野部を走っている感じがしました。今まであまり来たことのない地方なのですが、かつての鉱業が栄えた際に集まった人々の子孫が、炭鉱無き今でもそこに根付いて生活しているようで、中々好印象を与えてくれる区間でした。10分ほどの短い乗車で、次の乗り換え駅の新飯塚に到着です。