11,加茂→奈良(21:58→22:12)

↑奈良
クハ201-120
モハ201-239
モハ200-239
サハ201-77
サハ201-86
モハ201-240
モハ200-240
クハ200-120
↓加茂
さて、加茂では20分ほどの待ち合わせで普通列車の奈良行きに乗車です。嘗ては伊賀上野方面の列車も奈良から直通していたため、ここでこのように待ち時間が嵩むこともなかったのですが、加茂以遠と奈良方面との列車の接続時間が常に何分か掛かってしまうのはやはり少し不便だな、と感じてしまいます。最近では大阪市内へと直通する殆どの列車が加茂始発になった影響で、この駅付近にもマンションや一戸建ての家々が立ち並ぶようになりましたが、それでも周辺はまだ田園地帯。夜の静まり返ったホームに静かに虫の声が響いていて、奈良に帰ってきたな、ということを改めて実感させられました。
そして待つこと10分ほどして大阪からの区間快速が到着。この列車の折り返しで、奈良へと向かいます。乗客はもともとさほど多くはないのですが、その中でも殆どが加茂で下車してしまい、さらに非電化区間まで乗り通す乗客はほんの4,5人程度のようでした。一通りの降車が終わった後に奈良方面行きの乗客が乗車します。ですがホームをざっと見渡しても高々乗客は20人程度。それが上記の201系の8両編成に乗車するので車内はガラガラ、後ろの方の車両では乗客が全くいない、という号車もありました。

折角なので車内の内装を撮影しておきました。東日本ではもはや絶滅寸前ですが、西日本では未だに関西近郊の多くの線区で運用についています。それでももうこの車両が走り続けるのもそう長くはないのかもしれません。
そして定刻通りに静かに列車は加茂駅を発車。夜の闇がもたらす独特の静けさの中で走る201系のモーター音をしばし楽しみます。途中でも殆ど乗降もないまま、15分ほどで終点の奈良に到着です。

特に理由はなかったのですがJR奈良駅の西口を撮影。数年前から始まった高架化工事も、もうすぐ終わろうとしています。
ここから15分ほど歩いて近鉄新大宮駅に移動し、そこから近鉄列車で実家へと戻りました。