07,松本→豊科(09:46→10:11)

南小谷
EF64-39
オハニ36-11
オハ47-2246
スハフ42-2234
↓松本

さて、松本からはいよいよ、今日のメインとなる快速"セピア色の大糸線"に乗車します。

先程の列車から乗り換える間にホームの電光掲示板を撮影。案内は列車名ではなく、「臨時快速」になっていました。

ホームに降りて、まずは機関車の方へ向かいますが、やはり先頭付近は多くのギャラリーで賑わっていたので、取りあえず機関車横のプレートを撮影することに。1971年製ということで、車齢は38年ほど。国鉄型の0番台の機関車たちが続々と置き換えが進んでいるのも頷けます。

その後人の間でうまく場所を見つけて、機関車の前面を撮影してみました。今や客車列車に乗車できる機会も、随分と限られてきました。

前面のヘッドマークを撮影。送り込み回送で見たときから違和感はあったのですが、やはりこのヘッドマーク、若干傾いています。

続いて客車方面へと移動。側面のサボも撮影してみました。流石に傾いてはいませんでしたが、復刻型ではなく、今回の列車運行の為に新たに製造された感じのプレートでした。
その後は車内に入り、座席などを確認することに。

車内の座席は、6月に乗車した「レトロ横濱」号と同じもの。青モケットに、薄いグレーに塗られた木製の枠が設置されています。

全体はこのようにボックスが並んでいました。普段の列車では中々味わうことのできない、旧型客車らしい雰囲気を感じることができます。6月は市街地の中での運転でしたが、今回は風光明媚な大糸線での運行。また違った沿線の空気を感じることができそうです。

3号車のオハニに移動します。こちらは戦前製の車両ということもあり、座席の周りはニス塗りの木で囲われていて、また違った雰囲気の車両です。

先程車内に入った時はまだ空席も多かったのですが、次第に多くの人が乗車してきました。という訳で車内の天井の様子を撮影。同じくグレーに塗られた天井と、国鉄型らしい扇風機や電灯がここにも懐かしさを感じさせてくれます。
自分の座席は1号車だったので、自分の座席に戻り発車を待ちます。一応指定席は満席、ということでしたが、車内は思ったよりも空いていて、ボックスに1〜2人程度の乗車率でした。
その後若干遅れてきた、新宿からのスーパーあずさの到着を待って発車。東京方面からはこの列車に乗車すれば間に合うように時刻が設定されているようです。
松本を発車して暫くは、都市部の近郊を走る地方ローカル線らしい雰囲気が漂います。普段はE127系115系などの電車が行き交う路線ですが、旧型客車で揺られてみるとまた違った空気を感じます。15分ほど列車に揺られて、豊科駅に到着しました。