17,家城〜松坂(14:01〜14:38)

14,に同じ

さて、家城からは再び松坂行の普通列車に乗車します。

今回は比較的時間があったので、駅前を撮影。ロータリーはまだ未舗装で、見上げた上にある桜の木は、春になると綺麗な花を咲かせてくれそうです。

丁度列車のやって来るタイミングに間に合ったので、1両のキハ11を撮影。先程乗車した編成が、再び折り返してやってきたようです。

冬晴れのもとで、少しだけ霞んだ山々へと向かっていく、伊勢奥津を目指す線路。当面の間は復旧は見込めませんが、いつかこの線路を再び気動車が走るようになることを祈ります。
その後ホームの同業者さんたちがどこかわさわさしていたので振り返ると、閉塞の都合か、タブレット収受を行っているところでした。残念ながら気づくのが遅れ、写真に収めることは出来ませんでしたが、暫定的な措置とはいえ、こうした昔ながらの手法が行われているのをみて、どこか懐かしさを感じました。

ホームから線路の反対側を見やると、静かに、休耕期に入っている田圃が広がっているのを見ることが出来ました。天気も良く、時間があればゆっくりとした時の流れをずっと感じていたい光景です。
発車時刻も近づいてきたので再び車内へ。ここでも眠気に襲われ、うつらうつらしながらの乗車です。乗客は松坂に近づくにつれ、少しばかり増えてきたようでした。時刻表的には、キハ1両、バス1台の運用で済む現在の名松線ですが、早く終点までを鉄道で乗り通したいものだな、と感じさせられた1日でした。