京都→新大宮 その後

京都からは近鉄に乗り換えて、地元駅を目指します。たまたま乗った車輛が、奈良線系統には1編成しかない9204Fだったのでちょっとテンションが上がり、空いていたこともあって、小さい子を横目に見ながら運転席斜め後ろのかぶりつきシートでずっと景色を眺めておりました。この区間の輸送は基本的に急行、普通が適当に接続をとる比較的きっちりしたパターンダイヤなので、自然と速達列車である急行に人が集まってしまう傾向があります。特に京阪電車からの乗り換え客を多く受け入れる丹波橋辺りが一番のピークでしょうか?その後は距離に従ってだんだん乗客が減っていきますが、奈良への乗り通し客もそこそこ見受けられます。西大寺で降りようかと思ったのですが、入線前に22600系の阪奈特急が走り去っていくのを見たので、新大宮まで乗って折り返しを待つことにしました。

シリーズ21の6連を難波方に向けた回送。つい先日までは6連車は基本的に奈良方を向いていたのですが、阪神難波線開業後の尼崎の増解結の都合から難波方を向くようになりました。間合いの都合なのでしょうか、この時間に回送が走る意義はいまいちよくわからないのですが・・・。

で、その後走ってきた阪神1000系6連による快速急行。尼崎での増解結は未だに阪神側にとっては大きな負担のようで、開業後1月たっても増結が間に合わずに、6連のまま入ってきてしまう編成がどうしてもあるのですよね・・・。奈良線ではこの編成だと若干輸送力不足となってしまい、車内にも立ち客が多くみられました。

その後続いてきたのが在来車8連による難波行き急行。こちらは8連固定のままで、終日奈良線内のみの運用ですので、御覧の通り抵抗制御車でも運用に入れるわけです。

次いで、ディジタル報告幕を備えた12200系がやってきました。回送表示ですが特急車全体を見ても、2編成しかない貴重な編成が撮影できたので満足です。

で、今度は8連の三宮行き快速急行阪神車が8連以上の編成を組んで走るのも、奈良線ならではの光景です。

抵抗制御車の2+4連による難波行きの準急。8年ほど前のダイヤ改正快速急行が新大宮に停まるようになって以来、奈良まで乗り入れる準急は随分少なくなってしまいました。ちなみに先頭の8087Fは奈良線での最古参の編成で、新車導入の際には真っ先に転属か廃車になるだろう、とささやかれていますが、今年度の新車は22600系を中心とする特急車のみ。暫くは健在のようです。それにしても、こういった編成をみると一時代前の近鉄の車輛達がまだまだ健在であるな、という印象を受けます。
で、肝心の22600系がなかなか来ないな・・・、と思っていたのですが、30分ほど待って漸く来ました・・・、が見事にこちらホームの快速急行と被り、撃沈。。まぁ近鉄車を撮る機会も今後はぐっと減るでしょうし、いずれにせよ運用固定らしいので時間だけは確実に押さえられたので、いい機会だと思って、家に帰ることにしました。