東京へ

今年は大型連休が5/2〜6と長かったので助かりました。とは言え、7日からは授業なので東京に帰らなければいけません。ということで、折角なので500系のぞみに乗って帰ろう、ということにして京都駅に向かいました。

帰りの新幹線は軒並み満席。今までこんな時期に新幹線に乗ったことはなかったので、連休帰省の人の移動は大きいのだなぁ、としみじみ実感。勿論私はもう指定券を取っていたので、心配するには及びませんが。名古屋からの利用、ないしは短距離の区間利用も多いのでしょうが、「こだま」まで満席とはびっくりです。

この16号車下の「乗車口はありません」の表示が、いかにも500系らしい。まぁ確かにこのことを乗客に伝える煩わしさ、あるいはこの出口の近辺の座席が一部削減されているがために、指定券販売の都合から他の車両の500系による代替運用が出来ない、などの事実があるのは確かですが、JR東海側が500系の乗り入れ撤廃を決めた背景にはそれ以外の事情があるような気がしてなりません。この表示も近々見納めですね。

指定券の座席は16号車のA席(プランが1週間ぐらい前まで決まらず、3人席側しか取れなかったのです)だったので、京都駅のホームの東京方向の先端で入線を待っていると、さらっとした流線型の500系が入線してきました。登場から10年近くたっても未だに多くの客層の注目を引くのか、それとも撤退話を聞いたにわかファンの人々かが写真を撮っている姿が多く見かけられます。一度きちんと走行写真を撮っておきたいな・・・とは思うのですが、なかなか機会を見つけられず、未だ先延ばし状態です。

停車してからのひとコマ。近くで撮ると、随分先頭の鼻が長い形状だな、というのが実感されます。個人的には、望遠側から見た顔のほうが好きだったりするのですが。そして、車内で本を読んだり、景色を眺めたりしながら東京に到着です。後で側面を眺めてみたら分かったのですが、W1の文字、すなわち量産先行車の、トップ・ナンバー編成だったことに気が付きました。実は3月末に引越しのときに東京に来たときも、朝便の500系だったのでそれほど久し振りではなかったのですが、来年春には完全撤退が決まり、もう乗るチャンスも限られてきた500系に乗車できてよかったです。
この後は地下鉄に乗れば大手町から一本で帰れるので楽なのですが、余分に費用がかかるので山手線周りで渋谷に出て、そこから帰宅しました。