仙台にて

仙台で下車します。あまり降りる人は居ないのかな・・・とか思っていたのですが、降りる人は予想以上に多く、また仙台から乗車して盛岡、秋田方面に向かう人も多くみられました。実際、東京ー仙台を単純往復するだけで、学生でない大人なら元が取れてしまうこの土日きっぷを始め、東日本エリアでは単純往復+フリーのセット券を、その往復価格よりも安く売る、というフリーきっぷが多く発行されています。少しでも鉄道に旅客を呼び込もうという作戦なのでしょうか、JR側の努力が伺えます。


写真は先ほど乗車したはやてとこまちの連結部分。このような2列車の連結、というのも、東日本の運営する新幹線独特のイベントです。


次のリゾートみのりの発車までは1時間弱の時間があるので、仙台駅前を散策してみることにしました。まだデパートなどの店が開くには早い時間なので、まだシャッターを閉めている店が多く、少しがらんとした感じです。それでもこの写真を撮影した歩道橋では人の流れが絶えることはないぐらい活気付いていました。東北新幹線の開通以来、東京との心理的距離は随分縮まったようで、東北っぽさを醸し出しつつ、東京の空気がまだ少し残っている感じです。

で、そのまま駅に引き返すのも勿体無いので、あおば通駅まで歩いて来てしまいました。開業は2000年と比較的遅く、地下鉄との乗換駅というのがコンセプトの駅ですが、仙台駅からの地下通路も整備されていてこのように10分も掛からずに歩いて来れてしまうので、専ら仙石線沿線の旅客向けの駅であるようです。この後ホームに入り、仙台駅までの冷やかし乗車をします。乗った車両は近鉄L/Cカーに相当する2WAYSEATを装備した車輌(ちなみに車番はクハ215-3102でした)で、この時は朝ラッシュということもあってかロングシートでの運用で、車内は大方の座席が埋まる位で、仙台からは立客も出ていたようでした。
その後は適当に駅構内をぶらつき撮影などをします。

阿武隈急行からの、直通列車。折り返しで、「ホリデー宮城おとぎ街道号」となる、土休日限定の梁川までの直通列車です。
そうこうしているうちに、これから乗車する、リゾートみのりが入線してきました。以下は次の項に譲ることにします。