再び中央線に

さて、先週の23.24日の旅行の記事が漸く終わり(実際書くのに2カ月近くも掛ってしまったのですが・・・)、暫くは軽めの撮影記事や日帰り旅行の話題が続きます。この日は大学の定期祭の関係で午後から授業が休みだったので、このところ中央線→総武本線方面で走っているニューなのはなの多客臨を撮影しに行くことにしました。
場所は、よく考えたら相対式2面2線で撮影できる秋葉原辺りの方が良かったのですが、一度中央線各駅の甲府方を向いての撮影環境がどんなものだか気になっていたので、再び阿佐ヶ谷駅にしました。(確か高円寺でも下車しましたが撮影し辛い環境だった気がします)
この時期は修学旅行のシーズンともあり、同じスジでほぼ毎日運転されていることもあったので、通過予定の20分ほど前に緩行線ホームに降り立ったわけですが流石に私一人だけ。こういう時の撮影も気楽でいいものです。
で、カメラを構えるなりやってきた中央線快速がこちら。

久しぶりに見る201系。やはり間に2線を挟んでしまうのでどうしても車輛のサイズは小さくなってしまうのですが、早速に来てくれるとちょっと嬉しいものです。

何となく向かいのホームから望遠レンズで撮影。中央線のオレンジ201系も、もはや風前の灯火です。

上りのあずさが東京方面へと走り去って行きました。もともと天候は怪しかったのですが、この辺りから少しずつ雨が降り始めてきました。

趣向を変えて、甲府方への列車を何枚か撮影してみました。こちらはE233系の快速ですが、この駅はホームが若干カーブしていることもあって、こちら側の列車も正面に停止位置票が廻ってしまうことを除けば、比較的綺麗に撮影できます。

先程とは違う編成ですが、今度は下りかいじの通過です。もっぱら東京と山梨間輸送に重点を置かれている、あずさの区間列車のような存在ですね。
で、ダイヤ情報から推定した時刻になっても目的の団臨は来ず、ひょっとしてウヤなの・・・という懸念が高まってきます。20分待っても来なければ撤収しようと決めてしばし待つこと10数分、快速の続行ともいえるダイヤでようやく登場してくれました。

ニューなのはなです。千葉支社の所管編成ということもあって、もっぱら房総半島からの団臨運用が中心ですが、時折中央線などこの近郊にも顔を出してくれる編成です。車内には修学旅行と思しき小学生か中学生の姿が見えました。おそらく千葉地域からの旅行なのでしょうね。
この後はそのまま家に帰ろうと思っていたのですが、中央緩行線の各駅停車を降りた新宿で傘をどうやら置き忘れてしまったようで、ひょっとしたらあるかもしれない、と快速線の列車を乗り継ぎ乗り継ぎ、千葉まで半分小旅行気分で、探しに来てしまいました。とは言いつつも、ラッシュで人の動きが多かったせいか、そもそも最初の仮定が間違っていたのか分らないのですが、結局傘は見つからず。201の登場で盛り上がった気分がちょっと萎んでしまいます。
仕方がないので、折角千葉まで来たのだからということで、総武緩行線のホームから総武本線系列の列車の撮影をします。実はこの千葉駅、東を向けば内房線外房線の長距離列車の出発駅となっているほかにも、総武本線成田線の列車も盛んに出発しており、下車したのは初めてということもあり、駅構内の広さと発車番線の多さにちょっと驚いてしまいました。

千葉止まりの211系3000番台が回送となって停車しています。211系がこのカラーリングで千葉エリアに登場したときは結構話題になったものですが、この黄色と青のラベリングも見慣れてしまうと案外受け入れられるものですね。ただ、東北、高崎線からの転用車ということもあり、殆どがロングシートなのはちょっと残念です・・・。

で、こちらがスカ色の113系です。製造年次も古いためすべて置き換えられてしまう日もそう遠くはないのかもしれません。まだあちこちで活躍している間に、ゆっくり房総半島をこの車両で回ってみておきたいですね。
で、この後は乗りつくしのことも考えつつ大網までこの113系に揺られ、その後、上総一ノ宮始発の横須賀線直通快速に揺られ、品川まで帰ってきました。折角なのでと思い、大井町まで京浜東北線で一駅乗車し、大井町線二子玉川行の急行に乗って帰ってきました。
この時は疲れていたこともあり写真は撮っていませんが、今から思えば、これが東急大井町線二子玉川行の急行への最初で最後の乗車となったのでありました。