ふとした出会い

昨日今日と山岳部の合宿で雲取山(場所としては東京と埼玉と山梨の県境あたり)に登ってきたのですが、その帰り道はたまたま未乗区間であった青梅線奥多摩から拝島、立川方面へと抜けるルートだったわけです。特にその時は事前に下調べなどしていなかったので、ホリデー快速を乗り逃してしまったな・・・、ぐらいの時間に奥多摩駅に到着して、待っていたときにやって来たのが、201系の「四季彩」でした。
ご存知の通りですが、当編成は通勤車の201系を改造してJT(Joiful Train)とし、主に土日のハイキング、行楽客で賑わう青梅線に投入されたわけで、短いようでありながらそこそこの距離のある、青梅〜奥多摩間の土日運用で活躍しています。また、多摩川の上流の渓谷を奥多摩に向かって左手側に眺めつつ走ることもあってか、座席配置は川側を通常よりやや幅広のボックスシート、その向かいをロングシートとし、大糸線E129系と同様に常に渓谷を眺められるように配慮されたようになっています。またハイキング、登山客は私を含め荷物が大きいことが多いので、車内の荷物スペースもまた充実したものになっているのも特徴の一つでしょうか。
まあ、これだけであれば「へえ、そうなんだな」というだけで終わるのですが、気になったので家に帰ってから時刻表の後ろのほうの頁やらネットやらで色々検索すると、どうやらこの編成、後1ヶ月ほどで定期運用を外れ、廃車となるらしい。となると、もう一度惜別乗車をしに行かねばならないなと思い、時刻表としばしにらめっこして一週間後に再び、青梅線を訪ねてみようということに決定。という訳で、次は201系「四季彩」を追いかけての記事になりそうです。