早朝の四季彩を追って

家の近所から眺めた朝日が綺麗だったので写真を一枚載せておきます。

・・・、という訳でお気づきの方もいるでしょうが、狙いは先日編成写真がいまいちのまま終わってしまった201系四季彩。何となく不完全燃焼気味の感じが残ってしまい、何とか定期運用を持っているうちに撮影は出来ないかとあれこれ思案した結果、早朝には一往復だけ立川まで顔を出す運用があることがわかったので、それを狙いに来た訳です。
時刻表をしばし眺めて、綺麗な複線の対向線からの構図でしかも被る確率の低そうな駅、ということで撮影地は立川から3駅の中神駅にしました。来る途中の西立川ではまだ6時過ぎという早朝にもかかわらず多数の人がカメラを構えている様子が見られました。近くに運動公園があるおかげで背景を木々で纏める事が出来、しかも島式ホームの為に被ることも無い、という絶好の条件で撮影できるのが理由のようです。
駅のホームに降りると既に先客が2名ほどカメラを構えていました。軽く挨拶をして、カメラを構えます。
最初に来たE233の普通で軽く手慣らしをしてから、お目当ての四季彩がやってきました。


朝日を浴びて白いボディが淡いオレンジに輝いています。このように疾走とまでは行かぬまでも早朝のすがすがしい空気の中を走る四季彩の姿を眺めることが出来るのも、今日明日で最後です。なんとも寂しい気持ちになってしまいます。
で、当然のごとく折り返しの奥多摩行を狙うべく、今度はホームの立川方へ。先程のメンバーに既にカメラを構えていた1人を加えての撮影です。

手慣らしの普通の武蔵五日市行き。当然のごとくE233なのですが、東京方面へ直通する列車は10連であるのがはっきりしている他は6連、4連の運用が混在していてこの区間の列車の両数はいまいち把握し辛いのが実情です。

そして今度こそおそらく最後の撮影チャンスの四季彩。結構ドキドキしましたが、何とか上手くフレームへと収めることが出来ました。

駅でのしばしの停車ののち、奥多摩へとあの独特のモーター音を響かせながら走り去って行きました。
この後は始めはレトロ横濱1号を狙いに直接北鎌倉まで行く予定だったのですが、時間的にそれほどロスをせずにこの前と同じ原宿で撮影できることに気づいたので、被ったら被ったで仕方ないかな…位の気持ちで原宿で送り込み回送を狙うべく、中央特快で新宿まで向かいます。土曜日の朝と言うこともあってか、始めは座れなかったのですが運よく立川で席が空いたので新宿までの間快適に座っていくことが出来ました。