E233系甲種回送を眺めに

さて、試験勉強が昨日で一段落したので、今日は午前中に限る、という条件付きで少しばかり撮影に出かけてきました。狙いは昨日発売のダイヤ情報で見つけた、E233系の甲種回送。その他にも183系を使用した修学旅行臨も南武線内を走るということだったので、そちらも合わせて狙うことにしました。
9時過ぎの列車にて、溝の口まで移動後、南武線に乗り換えやってきたのは2駅隣の宿河原駅。時間ぎりぎりまで家でダラダラしていたので、着くとすぐに列車は通過して行きました。そう言えばこの列車の客扱いは武蔵溝ノ口からだったようで、駅の構内には小学生ぐらいの子供たちが大挙していました。

写真はこちら・・・なのですが日がさしていたこともありかなりの逆光になってしまいました。

ケツ打ちはこちら。やはり急にカメラを向けるとフォーカスも合わせづらい…。
まあ本番ではないのですが、183系が修学旅行臨として活躍していることをカメラに収めることが出来て、まずは一満足。
この後は武蔵野(貨物)線と南武線との並走区間である府中本町駅まで移動。まだ2時間近く時間があるので、流石に誰もおらず。貨物列車の時刻は貨物時刻表を持っていないため分らないので、場所取りだけをしておいて最初の一時間ほどはホームの待合室でひたすら暇つぶし。

ちょっと外に出て武蔵野線の入線光景も撮影してみました。ちなみにこの駅では武蔵野線、武蔵野(貨物)線、南武線の線路が3線平行になっているので、向かいの武蔵野線ホームでも撮影できるようです。私は被りが心配だったので行きませんでしたが。

後方のダブルクロスポイントを渡って南武線へとEF65が進入してきました。府中本町駅付近には転線用の設備がないので、武蔵野(貨物)線から中央本線への転線の際にはここから南武線経由で立川まで抜けることが多いようですね。この前の「ポートトレイン横濱」もそうでしたが。
そうこうしているうちに1時間ほど経つと、ちらりちらりとホームには同業者の姿が見え始めました。場所を取られてしまうと勿体ないので、そろそろホーム端へと行ってカメラを構えることにします。おそらく定期の列車なのでしょうが、甲種回送までに何本か貨物列車を撮影することが出来ました。

まずやってきたのはEF210-1。同型の機関車はよく見かけますが、トップナンバーだとやはり嬉しいものです。

こちらはEF64牽引で石油コンテナを満載にした編成。この位置だと微妙に後ろが切れてしまう結果になってしまうのが残念ですが…。

もう一本貨物列車がやってきました。こちらも牽引はEF200ですが、その後ろに回送用かDE10と思しき機関車が付いていました。コンテナ満載と言うのもまた迫力があって撮影のし甲斐があります。
これで、いよいよ通過予定時刻が近付いてきました。最初は私一人だけだったこの位置も、既に10人ぐらいが所狭しと並んでいるぐらいの混雑に。そして、遠くから牽引の機関車の姿が見えてきて…。

無事に撮影出来ました。今回撮影したのはご覧の通り、京浜東北線用の車両だったのですが、機関車牽引の列車、というのはこういう甲種回送ならではの光景なのですが、やはり特別なイベントに立ち会うことが出来たのだなあという感慨に随分と浸ることが出来て楽しいものです。ちなみに写真の左側を見ればお分かりの通りですが、残念ながら武蔵野線ホーム側は205に被られてしまったようです。

ケツ打ちはこちらの様に仕上がりました。このいかにも新製車らしいピカピカした感じと貨物列車の後ろを示す赤いマークとが印象的です。
これにてE233系の甲種の撮影は完了。このように撮影できる機会と言うのもありそうで意外とないことが多いので、今日は多少時間を工面しても撮影に来てよかったなあ、と思えた日でした。
おまけですが、帰りに溝の口の隣の津田山駅MAXVALUでお買いもの。その帰りに列車を待っていると、南武線経由の貨物列車に出会いました。

石油コンテナ積載の編成でしたが、どうやら先程府中本町駅南武線ホームを通過していった機関車と同じ、EF65-1083のようでした。おそらく先程撮影したのは立川か八王子かまで、積むべきコンテナのところまで行っていた送り込みだったようです。これも中々普段は見られない光景なので、これはこれでラッキーだったかな、と思いつつ家路につきました。