外輪の虹


今日の記事は残念ながら鉄道関係のものではありません。〜7/28まで試験なので殆どこの間は家で勉強しており、流石に何処かに出かけるのはまずいだろう…、ということで外出は自粛しています。
で、夕方に軽く夕立の様なひと雨が降り、夕暮れ時にふっと窓の外を見やると目に留まったのが上の写真。虹であるのは兎も角として、珍しいことに外輪の虹までくっきりと出ています。詳しいメカニズムは忘れましたが、確か空気中の水滴内で太陽光が一度反射して出来るのが内側の虹、二度反射して出来るのが外側の虹だったはずで、入射した光は全て反射する訳でもないので、当然ながら二度も反射してなおもきちんとした虹の姿を現すには余程条件が整わないと見ることは出来なかったように思います。また反射回数が違うので内側の虹は模様が外側から赤橙黄緑青藍紫の順番なのですが、外側の虹はその模様が逆になっています。何故かこういう珍しい自然現象はやはり農村部などの自然にあふれた地域でないと見られないのでは、と思い込んでいたので、都心部でこういうものが見られるというのもまた驚きでした。
それにしても勉強の合間に随分と素晴らしいものを見ることが出来ました。この後もしばらく眺めていたのですが、日暮れが近かったこともあり、10分か15分もしないうちに外側の虹は消えてしまい、次いで内側の虹も姿を消していきました。