突然の…

今朝起きてみると中高の鉄道研究部の後輩からこんなメールが。

ブルトレ当選しました」

???、と最初は思っていたのですが、そう、実はこれ、彼の九州ブルトレの余剰となった客車を利用した団体ツアーのこと。いわゆる、「ありがとうブルートレイン」の話です。
実は1カ月ほど前にその後輩からメール連絡があり、高校生以下では単独申し込みが出来ないらしく一緒に申し込んで頂けますか、と言った趣旨のメールが届いていたのですが、その時点で締め切りの前日か前々日で、出しても届くかどうか際どい時期でもありそもそもきちんと応募できているのかどうかすら怪しい状況の上、届いたら届いたで今は無きブルートレインの客車に乗車したい!という人々は多いようで当選を手に入れるのは相当難しいという話だとか。いずれにせよまあたぶん無理な話だろうと思って、殆ど忘れかけていた話だったのですが、ここにきてまさかの当選通知、とは。寝耳に水とはまさにこのことだなあ、とか思いつつも、取り敢えず参加できるという趣旨のメールを送り、後は自分の予定の方を何とかすることに。
今回参加する、というよりむしろ応募していたのは「ありがとうブルートレイン 寝台列車で行く鹿児島の旅」の行程のうち2回目となる8/7〜8の企画分。詳細は今のタイトルを検索すれば分るかとは思いますが、簡単に説明しておくと、1日目の夜に門司港、小倉、行橋などの北九州地区の各駅を出発した上で日豊本線を経由、大分などで長時間停車等をしつつ翌朝の10時半ごろに鹿児島へと至る、というこの系列のブルートレイン企画としては珍しく車中泊まで組み込まれているツアーです。そのせいかどうやらツアー客は終始缶詰状態なんですが、それでもかつての「富士」が堂々と日豊本線経由で鹿児島まで往来していた時代を見事に再現してくれる見どころののある列車。そしていま述べたとおりですが、ヘッドマークは「富士」。こちらも中々嬉しい内容となっており、往復の交通費など含めても学生にはちょっときついかな・・・、とは思いつつも、やはりもう2度とは巡ってこないチャンスであろうと思ったので乗車することに決断しました。
で、肝心の旅程ですが、前日の昼まで東京で用事があったり、また翌週には山岳部の山行も控えていることもあったのであまり無理なプランを組むことは避けたかったのですが、何とか、
木曜夜にツアーバスで東京発、
金曜朝に広島着。周辺の路線を乗りつぶしたりしつつ九州へ。ブルートレインへ乗車。
土曜朝に鹿児島着。しばし市内を観光しつつ夜に門司港方面へのブルトレを見送った後、急ぎ北九州市内へ。
日曜朝はそのブルトレを北九州方で撮影。その夜のツアーバスで一気に東京へ。
月曜朝、帰着。
という4泊5日、しかも3泊は車中泊、というかなりの強行なスケジュールが完成。思いもしない、けれども随分と楽しくなりそうな旅行プランが完成したのでありました。
詳しい旅程はまた当日の記事に書いて行こうかと思いますが、今年の夏には、思いのほかいい旅行が楽しめそうな予感です。