02、小田原→大垣(00:31→05:55)

モハ189-19(9号車)
という訳で日付の変わった最初の停車駅の小田原から「ムーンライトながら」に乗車です。先程の211系普通から降りると、ホームには同じような18きっぷユーザーと思しき人々がそこそこの人数並んでいた、というよりも全席指定であることもあり三々五々に散らばって待っていました。やはり客層は若い人たちが多いようで、「安く移動できる」のを狙っている人が多く見えるほか、若干数ながら年配の人々も姿が見えました。

表示はこちらの通り。電光掲示板で上手く「ムーンライト」を縮めて表示してくれている辺りが中々。
そして待つこと10分ほど、この間熱海方面からの回送や貨物列車の通過など結構色々なイベントがあったりして面白いのですが、無事に定刻通りにムーンライトながらが入線してきました。車両は先程にも書きましたが189系の10連。373時代に乗っておきたかった列車ではありますが、今やこのように季節列車に格下げされたのちはこのように東日本の団臨、多客臨用の189系が用いられるようになりました。

折角なので行先表示幕も撮影。以前から多客時の臨時ながらとして運転されることが多かったこともあってか、幕もそこそこ年季を帯びた感じがあります。
車内は当日確認しても空席が若干残っている程度でしたが、区間利用の人が多いせいか空席もそこそこ多くみられました。指定された座席に座ります。幸いにもとなりにはまだ誰も乗っていなかったので結構くつろいで座ることが出来ました。
発車するとそこそこの速度で飛ばしていきます。乗車時間も短いので早めに寝られたらと思っていたのですがやはり気が高ぶっているせいか中々寝付けず、結局沼津ぐらいまで起きていました。そこを過ぎたあたりで一旦眠りに落ちます・・・。
周りが何か騒がしいのでふと眼が覚めると浜松を過ぎたあたりでした。珍しいことに浜松から名古屋までのおそらく高校生と思しき団体の乗車があったようで、いつの間にかとなりの席も埋まっていました。大会に出向く途中のように見えましたがそれにしても朝の3時から集合とは…、何か他の予定でもあったのでしょうか。一旦目が覚めてしまったものの、15分ほどすればその騒ぎも再び静まったので再び寝つくことが出来ました。ちなみにこの人たちは新幹線にでも乗るのか、名古屋で皆下車して行きました。
次に目が覚めたのは名古屋駅付近。そろそろおはよう放送も始まり、まだ早いながらも終着駅が近付いてきたのだな、と実感します。もう日はすでに出ているのでこれ以上寝るのは諦めて、車窓の景色を眺めることにしました。ぼんやりとした目で、まだ眠っている朝の街の雰囲気を楽しみながら終点の大垣までゆっくりとくつろいで行きました。