07,松本→中津川(14:31→16:47)

↑中津川
クハ312-3026(WC)
クモハ313-3026
↓松本
さて、ここからは313系の3000番台、セミクロスシート車に乗車してのんびりと中津川を目指します。5分ほど前には中央東線を経由する長距離普通列車の高尾行きが発車するのですが、やはり中央西線への乗客は結構多いようで、発車時ではボックス当たり2,3人程度に時折立ち客が見られる程度の混雑でした。そして定刻通りの発車です。松本から塩尻までは松本盆地の中を進んでいくのですが、塩尻を過ぎると乗客も少し減り、立ち客が殆どなくなったような感じがしました。そこからは中央西線らしい峡谷の中を縫うように、国道19号線と並走しながら走っていきます。奈良井を過ぎ、薮原に向かう間でやや長いトンネルを抜けて分水嶺を越えると、いよいよ木曽川沿いに走り始めます。この区間は中高生の頃に何度か通ったことがあるのですが、割合と景色の良い区間なので個人的にも好きな区間です。かつての中山道の旧宿場町の名残を感じさせられる古い街並みを見ながら、次第に傾いて行く日差しに当たりながらぼんやりとしていました。途中で時折うつらうつらしたりしながら、2時間と少しで終点の松本に到着しました。