26,札幌→南千歳(20:58→21:30)

↑帯広
キハ183-1554(指定)
キハ182-505(指定)
キロ182-507(グリーン)
キハ182-504(自由)
キハ183-1552(自由)
↓札幌

さて、この後は札幌駅へと戻り、この年の9月30日で運行終了となる、キハ183系での運転となる特急とかちに短区間ながら乗車してみることに。

駅前まで到着し、駅の建物を撮影。今朝ドリーミントオホーツク号で到着したのと同じ場所です。昼間と夜とでは、同じ場所でも、また全然違った雰囲気になりますね。

先程テレビ塔からも眺めたJRタワーを撮影。近くで見ると、やはり38階建てとあって中々の高さです。

駅前の大丸百貨店を撮影。学生にはあまり縁のないお店ではありますが、そうか、札幌にも大丸があるのか、と妙な感慨を感じてしまいました。

そして列車の停車しているホームへと向かいます。まずは行き先表示を撮影。最後まで乗車する訳ではありませんが、終点の帯広までは2時間半ほど。夜も大分更けてきた、23:31の到着です。

まずは乗車ホームから先頭車を撮影。「HET」というロゴは暫し見かけてはいましたが、「Hokkaido Express Train」の略称だったのですね。

列車の行き先表示幕を撮影。この幕を見ることが出来るのも、もう僅かです。

乗車口付近のサボを撮影。現在は作業の簡略化も兼ねてLED表示の車両が多いですが、昔ながらのこのサボも何処か懐かしくて、風情があっていいですね。

そして、グリーン車のキロ182を撮影。乗車することはありませんでしたが、ハイデッカーで中々快適そうですね。今は乗車できるのも、札幌〜函館間を走行する北斗のみとなってしまいました。

で、急ぎ向かいのホームまで移動して編成写真を1枚。ホームが思った以上に暗かったので撮影に少々苦労しましたが、何とか上手くまとめられました。真ん中のキロの座席位置と窓の高さが印象的ですね。

最後に正面のロゴを撮影。TOKACHIとローマ字で描かれた、シンプルなロゴですね。
時間も無くなってきたので、車内に入ることに。30分余りの短い乗車ですが、今や数少なくなってきた、キハ183の走りを暫し堪能することにします。

乗車時に車内の座席を撮影。落ち着いたグレーのモケットで車内は統一されていました。
札幌を出発した列車は、街の灯りの中を走ること6,7分で新札幌の駅に到着。ここで若干の乗客がありました。その後は次第に市街地を離れ、暗闇の中を走っていきます。次の停車駅の南千歳まではノンストップ。車内は窓側の3,4割が埋まっている程度の乗車率。連休の初日ではありましたが、時間帯も遅いせいか、帯広方面へと移動するビジネスマン風の乗客が多かったような印象を受けました。
国鉄型ではありますが、本州地域のキハ181系とはまた違った音を響かせながら、列車は直線の続く線路を南千歳まで走り続けます。最近では国鉄型の特急型気動車がますます淘汰されていくなかで、この特急とかちも間もなくその役割を終えるのか、としみじみ。
その後20分ほどで南千歳に到着。線形がいいこともあって札幌〜南千歳間44kmを32分で走破する速さはなかなかのものです。
下車した後は列車が去っていくのをゆっくりと見送り、次の列車で新千歳空港を目指すことにします。