30,蘭越→倶知安(12:43→13:27)

29に同じ

さて、蘭越からは同じ編成で倶知安まで折り返します。蘭越で下車した乗客は僅かで、殆どの人々がそのまま倶知安方面へと乗車する様子。乗車していたのと反対側のボックスが空いていたので、今度は反対側の車窓を眺めながらの乗車となります。混雑率はボックスに2〜3人程度、と以前よりも大分空いてきたので、再度車内を回ってみることに。

札幌近郊でも撮影したのですが、再度車内のボックス席を撮影してみました。ニス塗りの木製の枠に青モケットと、いかにも嘗ての旧型客車らしい雰囲気を感じさせられます。

車内の照明灯は、このように何処か懐かしい旧型のランプが使用されています。

途中停車駅のニセコ駅ホームでの特産品販売で、飲むヨーグルトを見かけたので購入。やはり土産物として売られているだけあって、中々美味しかったです。

そして、列車は倶知安駅近くまで走ってきました。この付近では早くももう稲刈りの終わった水田を背景に、すっきりと晴れた羊蹄山の姿を眺めることが出来ました。山麓はまだ青い木々が茂っていますが、頂上付近では早くももう紅葉が始まっています。

また別の場所からその姿をもう1カット。成層火山らしい綺麗な稜線が印象的です。すっきりと晴れた秋空の下での堂々たる山容は中々素晴らしいものでした。
そして蘭越到着時からの遅れを若干引き継ぎつつも、列車は終点の倶知安駅に到着です。

下車する際に車内の全景を撮影してみました。内装は東日本の旧型客車と似ているところが多いですが、やはり極寒地とだけあり、窓が二重窓になっているのが印象的でした。この後列車は札幌行きとなるのですが、入れ替え作業や車内整備を行うので、乗客は一旦下車します。
今回はこの客車への乗車はここまで。この後は先程の山線を経由して長万部方面に向かうことにします。