31,倶知安→長万部(13:51→15:21)

長万部
キハ150-11(WC)ワンマン
キハ150-15(WC)
倶知安

さて、倶知安からは普通列車長万部駅まで乗車します。発車まで少々待ち時間があったので、まずは一旦改札を出てみることにします。

駅舎はこのような2階建ての建物でした。駅前のロータリーではタクシーが客待ち中。いかにも地方都市らしい光景です。
その後駅舎内で蕎麦でも食べようかと思っていたのですが、この間に先程の編成がホームを移動して留置線に移動していました。この編成も午後の札幌行きの運転に備えて機関車の入替作業を行うので、列車の発車時刻までの間、暫し眺めてみることにします。

先程まで旧型客車と連結されていたSLは、客車から一旦切り離されていました。札幌からここまでずっとSLと客車は連結されていたので、この向きで眺められるのは初めてです。倶知安発の列車ではこちら側が前面になることもあってか、SLニセコ号のヘッドマークもきちんと取りつけられてあります。

客車と切り離されたSLが佇む姿を撮影。隣のホームでは既に乗車する普通列車が停車しています。

ホームを移動してDL方からも1枚。この後どの様に入れ替え作業が進むのか気になるところではありますが、発車時刻が近付いてきたので、秋空の下で佇む機関車たちともそろそろお別れです。
車内に入ってみると、予想以上の混雑で、座席はほぼ埋まり、立ち客も出るほどでした。空いていたロングシート部に座り、先程SLで通過したのと同じ区間を走ります。車内は学生もそこそこ乗車していましたが、やはり昨日見かけたのと同様、休日ともあり、一日散歩きっぷを利用する人々が多いようです。
途中のニセコ駅で温泉巡りなのか、何人かの人々が下車。ここでボックス席に移動します。その後は殆ど乗客の変動もないまま、原生林の多い森の中を縫うように走ります。倶知安からおよそ1時間半ほどで、終点の長万部に到着となりました。