33,登別〜室蘭(17:12→17:44)

↑室蘭
クモハ785-104(自由)
クハ784-4(自由)
クモハ785-102(自由)
モハ785-502(指定)
クハ784-2(自由)
↓札幌

さて、登別からは1時間弱の後に、特急すずらんにて室蘭駅を目指すことに。それまでの間駅近くの温泉にでも浸かってこようかとも考えていたのですが、結局駅構内で大半の時間を過ごすことに。

下車した後に、駅舎を撮影。近くに温泉があるということもあり、やはり多数の観光客がこの駅を訪れることもあってか、駅舎は綺麗に整備されていました。

駅舎の待合室付近には、付近で獲られた熊の剥製が展示されていました。やはり北海道ともあり、付近には熊の生息も多いようですね。
温泉に向かっても良かったのですが、時間が微妙に足りなくなってきたので、その後は再び改札内に入って、暫し列車を撮影することに。

この後にやってきた普通列車。この駅で折り返した後、再び室蘭方面の列車となるようです。キハ40とキハ150を繋いだ2両編成での運転でした。車内は先程の特急列車とは違って、地元の人々や学生などが中心。

その後普通列車の脇を縫うように、ホームの間の中線を経由しながら貨物列車が通過して行きました。「レッドベア―」ことDF200牽引で、コンテナはほぼ満載での通過です。

その後普通列車が室蘭方面へと出発して行ったあとで、今度は本線上を同じくDF200牽引の貨物列車が走って行きました。最高速度の関係もあるのでしょうが、この区間を走る貨物列車は専らDF200が中心の様ですね。

折角なので後追いも1枚。こちらもコンテナ満載での通過。室蘭本線も室蘭までは電化区間である為、架線柱がひたすら続く中を長い貨物列車は通過していきました。

そして、わざわざ温泉に行かずに狙っていたのは、この「コンサドーレ号」。事前に調べていた訳ではないのですが、たまたま駅の発車案内に「臨時特急」の表示があったので、気になり、到着まで待っていた訳です。蓋を開けてみればお座敷編成の様な特別編成、ということはなかったのですが、非貫通顔のキハ183系6連による運転でした。

ホームに停車中の同編成を撮影。この特急列車、J2のサッカーチームであるコンサドーレ札幌の試合の応援の為の臨時特急のようです。車内は一部は団体利用、残りは自由席となっており、特急券さえ購入していれば誰でも乗車できる為、駅の表示版にもわざわざ案内が上っていたようです。

その後を追うようにして、785系の特急列車すずらん7号が到着。1年前までは国鉄型の781系での運転だった同列車も、今やJR車両に置き換わってしまいました。

ホームから去りゆく同編成を撮影。VVVFの音を響かせて列車は札幌方面へと走って行きました。

この時丁度このホームには711系普通列車が入線してきました。すれ違いのタイミングも良かったので、丁度離合の瞬間をカメラで収めることが出来ました。

ホームに停車中の同編成。日も大分傾いてきて夕陽が眩しい時刻となってきました。先程のキハ183系と同様、国鉄型北海道用車両らしい、前面の4灯ライトがこの地域の気候の特殊さや冬の厳しさを少しばかり感じさせてくれます。

そして、その5分後に乗車するすずらん6号が到着。室蘭駅を目指します。
区間の乗車ではありますが指定席をとっておいたので、スーパーカムイなどで乗車していたU-seatに乗車。乗客は5.6人ほどでした。自由席の乗車率は調べてはみませんでしたが、東室蘭までの停車駅でもそこそこ人数が下車していたので、やはりこの地域と札幌エリアとの乗客の移動はそこそこあるのだな、と実感。そして20分ほどで東室蘭駅に到着。ここからは普通列車として室蘭駅まで運転されます。その為か車内の雰囲気も特急列車の雰囲気から少し寛いだものへと変わったのが印象的でした。室蘭駅までの各駅までも若干の乗降があった後に、終点の室蘭駅に到着です。

室蘭駅への到着までに、指定席も殆ど人がいなくなってしまったので、座席を撮影してみました。自由席車と比べてもヘッドレストが大きいのが印象的です。

下車して車両側面に張られてあったステッカーを撮影。嘗てはスーパーホワイトアローとして活躍していた編成の一部をすずらん用に改造した、ということもあって、「Super White Arrow」の頭文字がまだ残されていました。

車両の行き先表示幕を撮影。東室蘭〜室蘭間では普通列車として運転されることまで、きちんと明記してありました。

車両最後部にあった列車の電光掲示板を撮影。ドット数もさほど多くは無い表示版の中にも、「すずらん」の絵がきちんと表現されているのは印象的です。カラー表示をみた感じでは、LEDは最新の青色のものも導入されているようですね。
さて、折角終着駅の室蘭駅に着いたので、一旦改札を出てみることにします。