34,室蘭〜東室蘭(18:08→18:22)

東室蘭
キハ40-1763(WC)
キハ150-101(WC)
↓室蘭
取り敢えず駅前に出てみたものの、スーパーや、この地域では有名らしい焼鳥屋などが数多くあったのですが、特に目新しいものもなかったので、駅舎の写真を撮影して、再びホームに戻ることにします。

駅舎はこのように平屋建ての構造の上に、円柱状のホールが設置されていました。1997年に建設されたものなのだとか。駅前には小さな広場がありました。

そしてホームに再び戻ります。早くも日が暮れ、仄かに薄暗くなったホームに停車するキハ40系を撮影。この時間になると、地方都市ではすっかり人気も無くなり、静かな夜がどっぷりと広がっていく印象があります。

車内が空いていたのでキハ40のボックスシートを撮影。国鉄型の気動車ということで、なるべく座席の写真を撮るようにしていたせいか、今回の旅行を通じてみると、結構な回数同じような写真を撮影することになりました。この青モケットのキハ40の走る北海道とも、もうすぐお別れです。

続いてキハ150の方の座席を撮影。キハ40と比べてみても、大分やわらかそうな印象を受けます。
折角なので、国鉄型の車両であるキハ40に乗車することに。発車時刻が近付いてくるにつれて、次第に乗客の数も増えて行き、1両辺り5.6人程度の乗車となりました。
そして定刻通りに列車は発車。たまたま向かいに座っていた方と喋りながら、次第に暗くなってゆく空の下を列車は東室蘭の駅を目指してゆっくりと走っていきます。途中駅では若干の乗客を拾いながら、15分ほどで終点の東室蘭駅に到着。
道内で乗車する列車はこれでいよいよ最後となるのだな、と思いながら、列車を後にしました。