山陰本線で暫し撮影

この後は暫し京都駅前で友人の到着を待つことに。0番のりばの前で長距離列車用の電光掲示板を眺めてのんびりとしていると、バスの所定到着時刻頃になって友人が到着。特に何処に行く、とも予定は決めていなかったのですが、何となく嵐山方面を目指そう、という話になり、山陰本線のホームへと向かい、取り敢えず適当に停車していた列車に乗車することに。

JR発足前は長距離の客車普通列車が思い出した頃になって漸く、という本数で行き交っていた山陰本線も、京都口は電化、複線化工事も進み、今や1時間に4.5本の列車が行き交う通勤路線に。国鉄113系117系が中心だった車両運用も、私が中学〜高校の時代にかけてどんどんJR車に置き換わり、最近では2両編成ながら、223系までが運用に入るようになりました。221系との併結部分を撮影。

先端部まで移動して223系の顔を撮影。この5500番台は前面扉が貫通型であるのと、221系との併結運転時用に性能が221系固定されているのが特徴。前面のオレンジのラインが特徴です。
さて、この後は真っすぐ嵐山を目指しても良かったのですが、まだ時間が早かったこともあり、京都口では数を減らしつつある113系を撮影してみようということに。嵯峨嵐山を通り越して、旧線区間を通り過ぎ、馬堀駅までやってきました。
そしてこの駅で暫し撮影することに。

まずやってきたのは、「たんば」と「まいづる」の併結編成。183系が特急列車として定期的な運用を持つのも、この地域だけとなってしまいました。3両目と4両目の併結部分付近は、「まいづる」側が併結用の平板な顔、「たんば」側が標準的な非貫通顔をしているのが分ります。

その後の普通列車113系でした。下りでの運用を期待していたのですが、思わぬところで出会えたのでラッキーでした。

後追いも折角なので撮影。後ろ2両は嘗て山陰本線のワンマン区間用に改造された編成、ということで、このようにオレンジと濃緑の塗装の間にグレーのラインが入っているのが特徴的です。

その後にやってきたのが、こちらの221系の8連の普通列車。もともとは下り列車を撮影するつもりだったのですが、このようにアウトカーブの構図で、綺麗に8連の編成を収めることが出来ました。嘗ては東海道本線での運用が中心だったこの編成も、現在は次第に別の線区への転属が増えているように思います。

その後、再度特急の「まいづる」と「たんば」の編成が通過して行きました。日中では1時間に1本の特急列車ですが、この時間帯は京都方面への移動が大きいようで、先程の特急列車との間隔は僅か20分ほどです。

その後221系4連+223系5500番台の編成がやってきました。先程乗車した編成の折り返し運転のようです。何故か前面の幕は白幕になっていました。

そして、折角なので架線柱を挟みながらも後追いも撮影。新快速として東海道線を130km/hで運転していた印象の強いこの編成ですが、今やこのような2両編成まで、随分バラエティーも増えたな、としみじみ。本線でも時折見かけますが、221系との併結運転はやはり独特な印象を感じさせてくれます。

その後もう1本普通列車を撮影。時刻表上では113系が来るかな、と推測していたのですが、221系の8連による運転でした。カツカツになりながらも何とかアウトカーブの構図で撮影。
そして時刻も9時近くなったので、そろそろ嵐山方面に行こうかということになり、折り返しの普通列車嵯峨嵐山まで移動。

嵯峨嵐山駅へ到着後、すぐに先程の特急列車の折り返しの「たんば」が通過して行ったので撮影。オートフォーカスが迷い、若干ピン甘になりましたが、何とか撮影出来ました。