03,直江津→長野(05:26→06:50)

↑長野
クハ188-602
モハ188-39
モハ189-39
モハ188-33
モハ189-33
クハ188-102(指定)
直江津

さて、この後は長野まで快速「妙高2号」に乗車して移動することに。嘗ては、「あさま」などの特急列車が信越本線を経由して直江津まで運転されていたのですが、長野新幹線の開業以来、この区間普通列車ばかりとなってしまい、嘗ての特急車の余剰車を用いる形で、時折こうして189系が運用されています。

深夜の直江津駅の改札口附近を撮影。電光掲示板には各方面の始発列車が掲示されています。乗車する妙高号や583系を用いた急行列車のきたぐになど、様々な列車を見ることが出来ます。

改札口の外に出て撮影。深夜ともあり、改札口も閉まっており、自動改札機も電源が入っていないのですが、夜行列車を利用する乗客のために、業務用の通路が開放されていて、ホームには自由に出入りできるようになっています。左手側には待合室があり、先ほどの能登号から下車した人を含め、深夜の列車待ちをする人々が20人ほど休んでいました。
待合室が微妙に混んでいる状況だったので、折角なのでということで駅の出入り口附近を少々観察しながら時間をつぶします。その後暫くして5時前ぐらいになると列車が動き始める音がしたので、再びホームへと降りてみることにしました。

ホームに停車していたのは、これから乗車する妙高2号。先程の音は、この列車の入換の音だったようです。ハイビームにやられ気味ですが、バルブ撮影をしてみました。ホームには私以外にも、先程の能登を使ってやってきたと思しき何人かが撮影をしていました。
この後は少々寒かったこともあり、しばし列車を観察したりしながら、発車までの時間をつぶすことにします。

先頭車のヘッドマークを撮影。妙高号は1日に何往復か運転されていますが、「快速」で運転されるのは早朝のこの列車のみ。快速の表記が入った幕も作られているのには驚きでした。

側面の幕も撮影。この列車用にやはり専用の快速幕が設定されています。
この後は車内に入り、空いていた車内をしばし観察。

車内の貫通扉から編成の遥か彼方までを見通すことが出来ました。列ごとにきちんと色分けされたシートが印象的です。

車内はこのように座席が配置されていました。快速列車としての運用とあってか、ヘッドレスト部分にはカバーはついておらず、少し独特な空気を感じる車内ですね。長野方向を向いて右側の席が青色のようです。

1ペアの座席を拡大して撮影。普通列車の転換クロス車がないJR東日本管内では、このように乗車券のみで、リクライニング付の特急列車型車両に乗車できる機会というのは随分貴重なものであるように思います。
ざっと見渡したところでは、自由席、指定席を通じて乗客は僅か10人ほど。列車名を残すために一応指定席券を買っておいたので、最後尾の6号車で長野までしばし寛いでいました。指定席車の乗客は私のほかに1名いましたが、長野まで乗客は入れ替わらないままでの運転でした。
途中では明けゆく空の下で妙高高原の山々が見えたりしました。途中何度か眠りに落ちながらも、1時間半ほどで終点の長野に到着です。通勤時間帯に被り始めることもあってか、妙高高原を過ぎ、長野附近になると、自由席車両にはそこそこの乗客が乗車しているようでした。