松山町駅にて撮影

さて、この付近の駅は皆、嘗ての国鉄時代の東北特急全盛期の頃を反映してか、基本的に上下線の線路の間に退避用の中線が1本設定されているホーム構造をしています。松山町駅も例外ではなく、丁度ストレートで仙台方を見通せる構造になっていたので、次の列車が来るまでの1時間ほど、この駅で列車の撮影をして過ごすことにしました。

到着とほぼ同時にやってきたのはキハ110系による快速南三陸1号。土曜、休日ともありリクライニングシート付きの4連での運転でした。気仙沼線に直通するこの列車も、嘗ては急行型キハ58系列での運転でしたが、徐々にJR車への置き換えが進んでいます。

ホームの小牛田方に移動すると、EH500牽引の貨物列車がやってきました。雪煙を豪快に上げ、多くのコンテナを載せて通過です。

それとほぼ同時に、今度は下りの貨物列車が通過。こちらもEH500による牽引でした。

暫く列車はこなさそうなので、駅ホームから周囲の平地を撮影。積雪深はあまりなさそうですが、田圃が雪に埋まり独特の景観が広がっています。

再びホームの仙台方から、今度は701系普通列車が到着。一ノ関行きということもあってか、701系2連を3編成繋げた6両編成での運転でした。

その後5分ほどして、気仙沼行きのこがねふかひれ号が通過。次はいつ訪れるか分からないので、今回是非とも走行写真を撮影しておきたかった編成だったので、無事に撮影できてほっとしました。雪を被った気動車の車体が、東北地方らしい雰囲気を感じさせてくれます。

次いで、仙台方面行の快速南三陸2号が通過。こちらはキハ110系3連での運転で、気動車ながら、快速ともありかなりの速度で通過して行きました。

そして、同じく仙台支社のジョイフルトレインリゾートみのりが通過して行きました。こちらも寒そうな前面顔での通過です。同編成は5月に乗車したことがあったのですが、走行写真の撮影は今回が初めてです。
さて、そろそろ次の列車の時刻が近付いてきたので、松島方面を目指して移動することにします。