08,静岡〜川崎(19:30〜22:25)

↑東京
クモハ373-13
サハ373-13
クハ372-13(WC)
クモハ373-9
サハ373-9
クハ372-9(WC)
クモハ373-6
サハ373-6
クハ372-6(WC)
↓静岡

さて、静岡で下車したのも、この後の普通列車が東京まで直通、しかも特急列車としても運用される373系を使用しているため。嘗てムーンライトながらが定期列車だった頃は、この列車がそのまま折り返しムーンライトながら、として運用されていて、そのための送り込みを兼ねた普通列車だったのですが、現在183/189系に置き換わった後にも、廃止されるのかと思いきや何故かそのまま運転され続けている、という不思議な列車です。
取りあえずまずは空いている座席を探して車内をうろうろ。2人掛け席にも空席はまだいくらかあったのですが、さほど混雑しそうでもなかったので、車端部のコンパートメント部で寛ぐことにしました。
車内は明らかにこのまま東京まで乗り通す雰囲気の人もいれば、地元客が通勤帰りに利用していたりと、意外と多くの需要があるようです。特急型車両ではありますが、普通列車としての運用のため、乗客の入れ替わりはそこそこ続きます。三島までは概ね一定の乗車率で、その後少しずつ乗客は減少していく傾向になりました。

1時間半ほどで列車は熱海駅に到着。停車時間が3.4分あったので車両後方より撮影。前面の「普通」幕が印象的です。駅の電光掲示板では「グリーン車なし」の表記が丁寧にも提出されていたのですが、373系なら普通車でも東日本エリアのグリーン車と変わらないような…。
その後も列車は快調に夜の東海道線を走ります。湘南エリアではあまり乗客はいませんでしたが、藤沢や大船を過ぎたあたりから、また乗客が少しずつ増えてきて、さらに1時間半ほどで、乗換駅の川崎駅に到着です。
1度は乗りたいと思いつつも、時間の都合で中々乗車できなかった373系普通列車。実は1M2Tで動いていたのにも驚きましたが、退屈しがちな東海道線での移動をある程度充実したものにすることが出来ました。