01,〜糸魚川(〜04:41)

↑長岡
クハ489-3
モハ489-2
モハ488-2
モハ489-21(ラウンジカー)
モハ488-206
サロ489-27(グリーン車)
モハ489-22
モハ488-207
クハ489-503
↓上野・金沢

深夜の大宮駅でも、若干の乗客を拾いながら、列車は高崎線へ入ります。向かいのホームのバルブ隊を眺めたりして、深夜の高崎線を駆けるボンネットに揺られ、日常からは離れた世界へと、あの独特の高揚感を抱きながらの移動です。
熊谷でも乗客があり、その後深夜の高崎駅を過ぎたころに減光、及び車内放送休止の案内が入ります。
渋川を過ぎ、車窓が上越線らしくなった辺りから所々に雪を見かけるようになります。その後勾配を上るに連れて、次第に雪は深くなっていき、雪の多いこの年の冬ともあり、いよいよ銀世界へとやってきたな、と感慨もひとしお。
2:00頃に水上で軽く運転停車した頃辺りで、浅い眠りにつき長岡までの峠越え区間でしばし休息。03:15〜03:23の停車時間の長岡駅で方向転換を行った後、進行方向を逆にしていよいよ北陸へと列車は歩みを進めます。その後もうつらうつらしながら、雪深い景色にしばし思いを馳せつつ、1時間半ほどで今回の下車駅、糸魚川駅に到着です。キハ52の惜別目的の同業者以外にも、地元客風の人々がそこそこ下車していったのが印象的でした。
ゆっくりと深夜のホームを出発するボンネット車両を見送った後に、大糸線の運転開始までのしばしの時間を潰すべく、駅の改札を一旦出ることにしました。