金沢駅にて

さて、金沢駅では今回廃止の決まった北陸及び能登が並ぶ唯一の駅として有名なところでもあります。発車までには随分時間もありましたが、場所取りなどの観点から発着ホームへと向かうことにしました。

ホームコンコースの案内板には、両列車の廃止を告げるディスプレイもセットされていました。新聞などでも話題になっていたので、折角なので1枚撮影しておきました。

こちらも話題になった、ホーム上に設置されてある北陸・能登の撮影スポットの案内標識。この標識がホーム上に何箇所か設置されており、大体の撮影場所探しの目安になりそうです。
さて、ホーム上で適当な場所を探して、撮影場所を取りあえず確保。既に10人程がスタンバイを開始していました。

普通列車を何本か見送った後に、21:30頃、一旦北陸の編成が送り込み回送としてホームに入線していきます。この後一旦駅の入替線へと入り、機回しの上、再度入線、という運転形態のようです。露出を明るめに設定してしまい、北陸の幕表示が飛んでしまいましたが、寝台客車14系の後追いの雰囲気は、これはこれで風情があってよいですね。

そして22:00過ぎに今度は機関車EF81を長岡寄りに付け替え、北陸号が入線。親不知海岸の朝焼けをイメージしたヘッドマークは、やはり秀逸だな、としみじみ。入線時には隣に金沢止まりのしらさぎが停車しており、その回送列車が発車してからの撮影となります。

次いで、22:05頃に今度は489系能登の入線が完了して、両者の並びが完成。列車は長岡寄りから入線してくるので、初めはテールランプが点灯しています。

能登は電車なので、勿論機回しも不要。運転手さんが正面のライトを点灯してくれて、無事に両者の並びを撮影することが出来ました。(ただハイビームだったのがちょっと残念でしたが…。)