06,糸魚川〜高岡(10:35〜12:11)

↑高岡
クハ418-7(WC)
モハ418-7
クモハ419-7
直江津

さて、糸魚川駅では10分ほどの乗換時間で、高岡行の普通列車に乗車します。

ホームに停車していたのは、583系からの改造車、419系。この地域では良く運用されていますが、それでもタイミングを合わせないと乗車できない編成です。
車内に入り、荷物を置いて内装などをしばし撮影。

大幅な改造は行われていますが、車内のボックス席は583系当時のまま。向かいの席までの幅の広さは、この車両ならではです。

ロングシート部も撮影。改造当時のままのモケットで、近年の車両と比較しても、比較的柔らかいのが特徴です。

車内の全景はこんな雰囲気です。それにしても、車内に並ぶ吊皮を見るにつけ、寝台車両をよくここまで改造したな・・・、と感じさせられますね。
発車時刻が近付いてきたので、自分の座席に座ります。18きっぷシーズンからは外れていることもあってか、ボックス席に1人以下の乗車率で、ゆっくりと富山を目指します。

途中の駅には、北陸新幹線開業を願う看板が。もう暫くすると、その願いも実現し、この地域を取り巻く路線網や人の流れも随分と変わるのだろうな、としみじみ。

車窓からは暫くの間、冬の日本海を眺めることが出来ます。日本海側は流石にまだどんよりとした曇り空でしたが、海はどこかエメラルド色の混じったような、不思議な青い色をしていたのが印象的でした。
最初は空いていた車内も、富山地域が近付いてくる黒部や魚津付近から、少しずつ乗客が増え始めます。海岸線を離れ、平野部に入って来ると車内はボックス2〜3人の乗車、さらにロングシート部にも人がちらほら見えてくる位の乗車率になり、この地域での鉄道利用が結構盛んなのだな、と実感します。
富山駅で乗客が大きく入れ替わった後は、20分ほどで終点の高岡駅に到着です。この地域ならではの419系への乗車をしばしの間、楽しむことが出来ました。