10,増毛〜深川(17:55〜19:13)

09,に同じ

さて、増毛駅では20分ほどの折返し時間の後に、再び深川駅へと戻ります。

ホームに下りたあと、停車中のキハ54の姿を後方より撮影。雪深いホームが、夜の帳に包まれようとしています。

近くの駅舎には、小さな蕎麦屋さんがありました。どうやら冬期間は営業休止のようで、4月の下旬より営業を開始するとのことです。

駅前のロータリーより、煌々と明かりの灯る駅舎を撮影。漁村として栄えた小さな町の、小さな駅舎が、静かに夜を迎えようとしています。

再びホームに戻り、前照灯の灯った車両を撮影。ホームを照らす、オレンジと緑がかった街灯がステンレスの車体に反射して、独特の空気をかもし出しています。

そして、発車前に駅名票を撮影して、列車に乗り込むことにしました。終着駅らしい雰囲気の、片側だけの隣駅表示ですね。
乗客は殆どいないのかな、とも思いましたが、地元客の人たちがそこそこ乗車してきて、乗客は10人ほどに。すっかり暗くなった線路を、列車は静かに深川を目指して走ります。途中の留萌駅では乗客の多くが入れ替わり、先程よりも車内は閑散とした雰囲気に。その後の峠越え区間をゆっくりと走りぬけた後、深川方の石狩沼田からはまた何人かが乗車。そして増毛駅を出発した後1時間少々で、終点の深川駅に到着です。