03,追分〜新夕張(11:09〜11:48)

キハ40-1771(WC)


そして、今度はこちらの新夕張行きに乗換え。北斗星からの接続列車として、ここからさらに夕張まで割と接続時間も短いのですが、先ほどの列車からの乗客はみな追分駅で下車してしまい、乗換客は私1人だけ。やはり中距離での移動はバスや乗用車が多いようで、地域輸送の鉄道の役割の限界を感じてしまうのが残念です。
乗客は5.6人で、先ほどの列車と比べてもやや空席が目立つな、という印象を受けます。

そして列車は定刻どおりに発車。石勝線の山間を縫うような線路を、ゆっくりと登っていきます。車窓は一面が雪に閉ざされ、夏とはまた違った空気を感じます。

時折渡る鉄橋から見下ろす川も、凍りついて寒々とした光景が広がります。
普通列車は単行のキハ40ばかりですが、この路線は札幌〜帯広・釧路間の旅客・貨物輸送の重要な路線ともあり、各信号場や駅のポイント分岐部にはきちんとスノーシェルターが設置されており、積雪で動かなくなるのを防いであります。
途中でスーパーおおぞら6号と交換したあと、40分ほどで、終点の新夕張駅に到着です。