その後円覚寺にて

この後はまっすぐ帰っても面白くないので、どうせならと思い1時間後の急行「ぶらり鎌倉号」の指定券を取っておいたのですが、まだ少々時間があったので一旦北鎌倉で下車し、近くにあった円覚寺というお寺を小一時間ほど散策してみました。たまたま近くにあったので入ってみただけ・・・だったのですが、後で調べてみると、彼の北条時宗元寇による敵味方の死者を供養するために建立された、臨済宗の本山ともなっている由緒あるお寺だということがわかりました。

総門の入口にあった門表です。グレーの石柱が背景の新緑に映えてきれいです。

そこから階段を少し上ると、拝観料の料金場がありました。¥600程の拝観料を入って中に入ります。うっすらと三門が新緑の中に見えています。

先程の三門の前までやってきました。がっしりとした木の造りになっています。

建物を眺めるのも良かったのですが、梅雨時ともあり紫陽花の花がさまざまに咲き誇っていてそれを眺めているだけでも飽きません。

この奥にあった仏殿と絡めての写真です。紫の紫陽花も、手入れが非常に丁寧に行き届いているようで綺麗でした。

似たような構図ですが、少し歩を進めて、違うアングルから撮影してみました。

建物と絡めてばかりだと紫陽花自身に目が行かなくなってしまうので、今度は単体で撮影してみました。

このように色とりどりの紫陽花が群生している光景も中々綺麗です。

少し距離を置いてみるとこのような感じになりました。

今度はもう少し奥のほうまで歩いて行くと、こちらの建物がありました。再度紫の紫陽花と絡めて。

青い紫陽花の群生です。背景が曇り空なので若干ホワイトアウト気味ですが。

こちらには白い紫陽花も植えられてありました。あまり見慣れない色だったのですが、いざ写真を撮影してみると意外に綺麗になりました。


紫陽花のほかにも、新緑で気候のよい時期とも会ってこのような花々も咲いていました。残念ながら植生についてはあまり詳しくないのですが、写真に撮ってみると綺麗だったので載せてみました。

参道はこのようになっていました。道の脇に植えられた杉の木の並びなどもよく整備されていて、天然美とはまた違った美しさを醸し出してくれています。

少し境内を散策していると、ちょっとした山道のような小道があり、そこを登っていくとこのように全体を俯瞰できる場所にたどり着きました。

近くにあった松の木と絡めて仏殿を撮影してみました。

別のアングルから、仏殿を中心にして他の建物と並べて撮影してみました。

この後は時間も迫ってきていたのでそろそろ北鎌倉駅に戻ろうかとも思ったのですが、もう一カ所見ておいたほうがよさそうな場所を見つけたので再び石造りの階段を上ってやってきた場所がここ。北鎌倉付近の昔ながらの山に包まれた住宅街が綺麗に俯瞰できて、日常の喧騒をふっと忘れさせてくれるような気がしました。この場所にはちょっとした鐘楼があり、また多くの人が休めるように茶店が一軒構えられておりました。

そして、最後に三門の写真を再び撮影して、帰路に就くことにしました。僅か1時間弱の短い滞在でしたが、鶴岡八幡宮のように多くの人でにぎわう場所とは一味違った風流な空気を満喫することができました。