05、大垣→河瀬(06:57→07:48)

クハ221-44(1両目)
さて、ここからは大垣から関西方面への普通列車へいよいよ西日本エリア入り。で、目的地は河瀬、というちょっとマイナーな駅。今回は昼前後に奈良で用事があったためにあまり遠方まで出向く訳にも行かず、かといってそのまま行っても随分と時間が余ってしまうので、普段なかなか撮影する機会のない列車などを中心に撮影しつつゆっくりと奈良まで移動しようということにしていたので、ここを下車駅にした訳です。

大垣ではしらさぎの回送を兼ねてか、681のホームライナーが停車していました。大阪地区では「金沢」か「富山」の表示しか見かけないので、「名古屋」の表示はちょっと新鮮な感じです。
さて、乗った編成は上に書いたとおり221系。西日本からの通称「大垣快速」もかつては113系が担当しており、中高時代にもよく大阪から高校の最寄駅までの短区間で乗車するたびに随分と懐かしいノスタルジアを感じさせてくれたのですが、5年前の10月にとうとう全て221か223系に置き換わってしまいました。まぁそれでも何処か国鉄時代の雰囲気を残しており、またバブル期の設計故車内設備が色々と行きとどいている221だったのでどちらかと言えばラッキーな気分です。
車内は思った以上に人が乗っており丁度窓側の席全体が埋まるぐらいの混雑率でした。そして発車3分前ぐらいにやってくる名古屋からの列車との接続を待って発車。まだ朝早いながらも「大垣ダッシュ」は健在らしく、これで殆どの座席が埋まるぐらいの混雑に。まぁ昔から続いている伝統と言えば伝統なのですが、やはり東海区間を西日本の車両で移動するのはちょっと新鮮な感じがします。米原に到着するまでは殆どの乗客の下車はありませんでしたが、やはり学生などの通学需要が若干あるようで、特に近江長岡や醒ヶ井辺りからはそこそこの乗車がありました。
米原では向かいのホームで新快速と接続。ここで西日本へと急ぐ人たちは急ぎ乗換。その発車を待ったのちにこちらもゆっくりとしたペースで発車。車内は地元民が多く、東海道線と言う主要幹線でありながらあたかも地方ローカル線の様な雰囲気になりました。20分弱の乗車の後に河瀬に到着です。