02,加茂→亀山(07:48→09:20)

↑亀山
キハ120-8(WC)
キハ120-12(WC)
↓加茂
さて、ここからは関西本線の非電化区間へ乗り換えです。先程の列車からの乗客も多くがここで乗り換える様子です。列車はまだ入線してはいませんでしたが、すぐに亀山方からヘッドライトの明かりが近付いてきて、亀山からの普通列車が到着です。伊賀上野より西では奈良への通勤客や通学客がかなり多く、その為2両編成でもかなり多くの立ち客が見られる位の混雑でした。降車が一通り終わったところで、今度は亀山方面行きの乗客が乗車です。このところボックスシート付きの300番台が多かったので今回も巡り合えるかな、と期待していたのですが、残念ながら今回は2両ともオールロングの0番台。ちょっと残念でしたがトイレ脇の壁にもたれられるシートに座って亀山までの時間を過ごすことにします。
定刻通りに列車は加茂を発車。つい10日前に通ったばかりと言えばそうなのですが、今回は明るい時間帯なのでのんびりと景色を眺めて過ごすことにします。途中の笠置や、大河原、月ヶ瀬口といった駅でも若干の乗降を繰り返しながら30分ほどで伊賀上野へ。先にも述べましたがここはそこそこ大きな盆地になっていて、割合人口が多く、奈良への通勤圏内ともなっているので、朝、夕のラッシュ時間帯には加茂⇔伊賀上野間の普通列車もそこそこ多く運転されています。逆方向の移動もあるようでここで結構な人数が下車。
5分ほどの時間調整の為の停車があり、発車。ここから柘植までは関西本線でも恐らく一番乗降客の少ない区間であるように思います。伊賀盆地の中をそこそこのスピードで飛ばしていき、15分ほどで柘植に到着。ここで草津線からの乗り換え客を待ち、また加茂行きの列車と交換する為に10分ほど停車します。

待ち時間を利用して向かいのホームまで移動して撮影。只移動するだけでは面白くないので、今回は簡単なようで意外と難しい駅撮りをきちんとやってみようということにしています。
そして写真を撮影している間に草津線からの列車が到着。やはりまだ時間帯が割合早いということもあってかかなり多くの人がこの列車へと乗り換えてきます。というのも以前説明した通りですが、今こそ特急列車などは運行されておらず、あまり注目はされていないものの、このルートは京都・大阪と津・松阪など伊勢方面の各都市とを結ぶ重要なルートとなっていて、時期によっては修学旅行臨などがよく運転されるルートでもあるためです。荷物は座席の上に置いていたので場所をとられる心配はないのですが、車内に戻ってみると相当の立ち客が出る位の混雑になっていました。そして一気に満員となった列車は亀山へと峠越えをして、20分ほどで亀山に到着です。