03,亀山→名古屋(09:27→10:28)

↑名古屋
クハ312-3018(WC)
クモハ313-3018
↓亀山
さて、亀山からは名古屋行きの快速列車に乗り換えです。ここでの乗換客はそこそこ多いので、小走りで跨線橋を渡り、向かいのホームへ。もともと沿線人口が多いのか、それとも直前に到着する紀勢本線の列車からの乗換客がいるのか、丁度ボックスの進行方向窓側の席が丁度埋まるぐらいの人が乗り換える前に乗車していました。恐らくここから先では乗客は増える一方なので、進行方向と逆向きの窓側席に座ることにします。

座席に荷物を置いて、再び向かいのホームへと移動し、撮影した一枚。短編成の場合は列車からある程度の距離を進行方向と垂直側に確保して置いた方が編成写真としては綺麗に収まることが多いように思います。ふと後ろを見やると、先程の柘植からの乗客の多くが乗り換えて行ったと見えて、立ち客が出る位の混雑の紀勢本線普通列車が発車していくところでした。
さて、自分の座席に戻り暫くすると発車。車内はボックスに2〜3人程度の乗車率になっていました。ここからは河原田までは関西本線単独の区間ということで列車の本数も日中は1時間に1本とやや少なめ。その為か乗客の変化もほとんどないままでした。河原田で伊勢鉄道と合流し、暫くすると四日市に到着。ここで若干の降車客があった後に乗車客が一気に増えてきて、少しではありますが、立ち客もちらほらするようになりました。
ここからは快速区間に入り、桑名のみに停車します。以前は近鉄の独壇場だったこの地域の輸送も、快速みえの増発や、普通列車の増発など様々な工夫がされており、その一環として、かつては普通列車だった亀山〜名古屋間の列車は日中は全て快速列車になりました。お陰でこの区間の所要時間は随分と早くなったのですが、逆に亀山〜加茂間の普通列車とは接続が悪くなってしまい、1時間に1本の列車を上りは48分待ち、下りも38分待ちと相当な時間のロスとなってしまっているのは、利用者としては残念な限りです。
とは言えやはり快速列車というのは長距離移動者にとっては随分と気分のいいものです。途中で行き違いの為の停車を2,3度繰り返しながらも、30分ほどで終点の名古屋に到着です。途中停車の桑名からも多くの人々が乗車してきて、名古屋到着時には車両当たり80人位の乗客がいたように思います。