05,中津川→塩尻(12:04→13:48)

塩尻
クモハ313-3014
クハ312-3014(WC)
↓中津川
さて、毎度のことながら中央本線を利用して東京へと抜ける場合、ボトルネックになるのはこの区間。直通する列車が日中は2時間に1本のみ、しかも313系の3000番台の2両編成とかなり両数も少なくなっている為、大体の場合この区間では乗客が集中する傾向にあります。
今回の場合もご多分にもれず、列車の入線前にはホームには恐らく全員が着席出来ないであろう数の人々が列を作っている状態に。只東海道線における乗換とは違って、乗車客は専ら行楽客中心なので、それでも何処か非日常を楽しむのびやかな空気がホーム全体を覆っていました。ホームの塩尻方に停車している列車がこちらに入線してくるのを待ちます。

列車の入線を待っている間に、向かいにあった留置線の様子を撮影。211系に挟まれて、セントラルライナー用の313系8000番台がのんびりと佇んでいます。
さて、待っている間に名古屋発のしなのが入線し、発車。その後に列車がやってくることになります。遠くに見える列車が前照灯を点灯、いよいよだな、という感じがします。その後すぐに列車は動き出し、ホームに入線、その後少し間をおいてドア開放がありました。前の列車で前寄りの車両に乗車していたこともあって、列の始めに並んでいたので無事に進行方向左手側のボックス席の窓側席を確保できました。その後も乗客の乗車は続き、予想した通り立ち客がちらほら見える位の乗車率になりました。
そして暫くして定刻通りに列車は発車。私の乗ったボックスもご多分にもれず満席なので、少しばかり窮屈な感じがします。乗客を一通り眺めてみると、旅行客と思しき姿の人が多く、このままの状態で塩尻まで行くのかな、と少し不安すら感じるようになります。とは思っていたのですが、案外にも地元客やこの地域目当てのハイキング客が多く、南木曽などを中心に下車客も多く、30分ほどして到着した大桑を過ぎると立ち客は無くなり、一部のボックスには空きが出てくるぐらいの混雑になりました。この辺りで、中津川で購入した駅弁を食べつつ、山に囲まれた木曽川沿いをのんびりと走っていきます。その後は木曽福島で若干の乗降があったほかは殆ど乗客はそのまま。やはり18きっぷシーズンならではの長距離旅行客も多いようです。そんなことを考えているうちに列車は塩尻駅に到着。普段はこのまま松本駅まで乗り通し、その後松本始発の高尾行きに乗車するのが多いのですが、今回はたまには気分転換をしようということで、塩尻で1時間ほどの待ち時間を作ってみることにしました。