塩尻にて

さて、塩尻到着は13:50。そして、次の高尾方面の普通列車は14:43。という訳で1時間弱の乗換時間があります。とりあえずはこの駅で下車して、駅構内にいる列車たちを色々と撮影してみることに。

同形式の普通列車同士が、駅構内にて並んでいます。向かいの木曽福島行きは、この後3分ほどしてゆっくりと発車して行きました。あと細かいことですが、木曽福島行きはワンマン列車になっているのに対し、松本行きはワンマンではありません。というのもここ塩尻は東日本エリアと東海エリアの境界駅。中央西線エリアの普通列車は東海エリアとなり、ワンマン運行されているのですが、篠ノ井線エリアは東日本エリアで、こちらは全て車掌乗務が原則となっているようです。その為この駅がワンマンかそうでないかの境目になる、という訳ですね。

木曽福島行きの発車後に向かいのホームから先程乗車してきた313系の3000番台を撮影。よく見かけているようで、意外ときちんとした撮影は行っていなかったので、丁度良い撮影機会となりました。

そして、ここに来たからにはぜひとも一度はじっくり観察しておきたいのが、このクモハ123系。「ミニエコー」の愛称を与えられて専ら塩尻〜辰野間の中央本線区間の輸送に当たっています。かつては中央本線のメインルートだった辰野〜塩尻間も、岡谷〜塩尻間にみどり湖経由の新線が出来て以来、すっかりさびれてしまい、今では朝夕に115系が時折乗り入れるほかは、この列車が2時間に1度程度思い出したように往復するだけの物静かな路線となってしまいました。

列車の正面に回って、「ミニエコー」のロゴを撮影。少々旧時代の雰囲気を感じさせられますが、これはこれでよくデザインされたヘッドマークだな、と思います。
さて、この後は改札を出て、暫く駅前を散策したりして過ごしていました。

駅舎の写真はこのような感じです。シンプルな形ですが、淡いワインレッドに色づいた建物が空によく映えている印象がありました。
そうして列車乗車の疲れをとりつつのんびりとしているうちに、次の列車の発車時刻が近付いてきたので、再びホームへと戻ることにします。