25,富良野→札幌(16:28→18:29)

↑札幌
キハ183-5001(自由)
キハ182-5001(指定)
キハ183-5002(指定)
富良野

さて、富良野からは札幌までは直通の臨時特急「フラノ紅葉エクスプレス」に乗車します。乗換時間が30分ほどあったので、取り敢えず駅前まで出てみることに。

改札口の前ではJR北海道のキャラクター「モジャくん」が制服姿でお出迎え。普段は「ドアにちゅうい」のステッカーでしか見かけることはないので、なかなか珍しい姿を見かけることが出来ました。

駅構内の留置線では、入替用の機関車なのか、DD51が単機で停車していました。

で、こちらがこれから乗車するニセコエクスプレス。JR北海道が何編成か所有するリゾートエクスプレスのうちの1編成です。丁度ホームに入線してくるところを撮影出来ました。

で、構内で営業していた駅そばを食べたりした後で、駅前に出て駅舎の写真を1枚。平屋建ての地方都市らしい駅舎でした。

その後はホームに戻り、車両を色々と撮影してみることにします。まずは運転台を横から。登場時から何度か塗装変更が加えられ、日本ハムが札幌に本拠地を移して以降は、現在の日本ハム応援用塗装で落ち着いています。塗装はあまり落ち着いた雰囲気ではない気もするのですが。

中間車のキハ182-5001には、日本ハムファイターズのロゴが貼り付けられてありました。

そして、先頭まで移動して正面の顔を撮影。しかし青塗りの顔に「FIGHTERS」のロゴ。デザインとして悪くは無いのですが、やはり何処か違和感を感じてしまいます。

そして発車時刻が近付いてきたので列車のサボを撮影。海外からの観光客も多いのか、丁寧に英語、韓国語、中国語での案内も描かれています。
で、撮影後は自分の座席へと移動。車内は自由席車は座席の半分程度の乗車。指定席は3.4割の乗車率でした。そして列車は定刻通りに札幌に向けて出発します。
車内はリゾートトレインらしく、一般型の特急列車と比べても、大分シートピッチも広く、モケットも柔らかくて中々快適でした。車体自体も構造に工夫が行われているのか、揺れも少ないように感じました。
この列車の停車駅は芦別、滝川、岩見沢なのですが、乗客のほぼ全員が札幌まで乗り通すようでした。

滝川駅到着頃には丁度日の入りを眺めることが出来ました。雲の多い一日で雨にも降られたりしましたが、最終的には日が差すほどの陽気になりました。明日はよい天気になりそうです。
滝川を過ぎると列車は函館本線に入ります。途中の奈井江駅では旭川からの特急スーパーカムイに抜かれる為に7分ほど停車。特急列車同士が退避をする、というのは何処か違和感がありますが、もともとこうしたリゾート列車とは、多客期などに多少定期列車よりは時間がかかっても、その分グレードの高い車内空間を演出する、というのが本来の趣旨なので、こうした退避関係というのもある意味正しいのかもしれません。
その後次第に暗くなっていく車窓を眺めたりしながら札幌駅を目指します。富良野から2時間ほどで終着の札幌駅に到着。JR北海道の所有するリゾートトレインに乗車できるいい機会となりました。

座席のモケットは青色で統一されていました。肘掛脇には、今や珍しくなったオーディオサービスが設置されており、この車内でも、専用のイヤホンを用いて音楽を聴くことが出来ました。私は専ら自分のIpodを聞いていましたが。

車内の全景はこちら。登場から20年余りが経過しているにも関わらず、整備がよく届いているようで、清潔感のある綺麗な車内だったように思います。
さて、札幌駅で下車した後は、暫くの間市内を散策してみることにします。