27,宍道〜木次(09:04〜09:37)

↑木次
キハ120-208(WC)
キハ120-206(WC)
キハ120-5(締切・WC)
宍道

さて、ここからは木次線のキハ120に揺られて、奥出雲おろち号の始発駅、木次を目指します。

ホームにて乗車予定のキハ120を撮影。木次線カラーに塗られていて、単調な車体のキハ120に、僅かな彩りを与えてくれています。
列車は3両編成でしたが後ろ1両は回送扱いの為締切になっていました。残り2両も、松江方面からの乗客が結構多いようで、ボックス席が埋まり、ロングシートにもそこそこ人が乗車している程度の乗車率でした。
列車は定刻通りに宍道駅を発車。エンジン音を唸らせながら、思った以上に勾配のある線路をゆっくりと登っていきます。嘗ては多くの陰陽連絡列車がこの路線を行き交ったのだな、と思うと何処かしみじみ。風景も美しく、ここを国鉄型車輛が走っていればさぞかし多くの人を集めたのだろうな、(←実際99年まではキハ52が行き交っていたのだとか。羨ましい。)とも思ったりしながら、ゆっくりと列車に揺られます。
晩秋の香り漂う木次線の沿線風景を楽しみつつ、30分ほどで終点の木次駅に到着です。