03,石巻〜女川(06:59〜07:27)

↑女川
キハ48-1533
キハ40-2020(WC)
石巻

さて、石巻では10分で石巻線に乗換え。冬至近くともありまだ薄暗い中でしたが、既に町は通勤、通学客で賑わっていました。

仙石線わきの石巻線ホームでは、丁度乗車予定の編成と、古川行きの編成が交換中でした。架線もなくすっきりとした線路の上から、気動車の屋根までもよく俯瞰できますね。

後ろを振り返れば仙石線の車両を俯瞰することが出来ました。もともとが私鉄として建設されたこともあり、付近の東北本線とは違って直流電化路線であるため、首都圏で運行される車両がこの地域でも見られるのが印象的です。

そして、古川行きの普通列車が発車。205系とキハ40系列の車両との並びが見られるのもこの地域ならでは。

時間がまだあったので、乗車列車を対向ホームから撮影。前照灯が点灯していないのが残念ですが、2ドアデッキ付きの中距離型独特のドア回りが印象的ですね。
そろそろ発車時刻が近付いてきたので車内へ。ボックス1人程度の乗車率で、のんびりとした雰囲気でした。
列車は定刻通りに石巻駅を発車。終着の港町、女川を目指してゆっくりと走ります。

一部区間では入り組んだ湾に沿って走る区間もあります。牡蠣の養殖でしょうか。水面いっぱいに柵が広がっている様子を見ることが出来ます。曇りがちな日でしたが、時折冬の柔らかい朝日が差し込み、幻想的な光景になりました。
途中駅でも殆ど乗降のないまま、30分ほどで終点の女川駅へ。やはり通勤通学客は逆方向の石巻方面の方が多いようです。