02,磯子〜秋葉原(11:32〜12:25)

01.に同じ

さて、磯子からは折り返し、南浦和行となった同編成に乗車します。今回は時間の都合もあり、秋葉原までの乗車としました。

ホームに停車中の同編成の側面の行先表示幕を撮影。京浜東北線からの引退後は、おそらくこの文字幕も見られなくなるのだろうな、と思いつつ、カメラに収めました。

惜別ヘッドマークとテールライト、そして6Doorsの表記も纏めて撮影。また一つ、首都圏の鉄道車両が姿を消すのか、と思うと、東京近郊ならではの車両のやりくりの速さをかんじます。

やがて列車は、ホームの大船寄りにある留置線へと向かい、ゆっくりと回送されていきました。ホームからの正面かぶりつきアングルですが、引退の記念には程良い1カットとなりました。

そして、留置線に停車中の同編成を、ホーム端より撮影。距離が離れていたので、最大倍率で撮影したものを、さらにトリミングしての掲載です。

乗務員交代を済ませて、今度はヘッドライトを点灯させ、再びの運用に備えます。行先表示幕も「快速/南浦和」と、折り返し運用も途中駅までのようですね。

そして、列車はゆっくりとホームに入線。この当時はまだ電光掲示板による行先表示幕はなかった時代。このスタイルの幕も、もうすぐ見おさめです。

定番のヘッドマークも撮影。惜別マークとしては標準的なものですが、それにしても「走ルんです」の名称もあってか、導入から17年での引退、というのは、随分ペースが速いものだな、と実感します。
さて、発車時刻も近かったので、先頭車までの移動はあきらめ、車内へと入ることに。

車内の全景はこんな雰囲気でした。JR全体のサービス水準からすれば十分すぎる程に新しい内装なのですが、これでも引退を迫られるとは、首都圏ならではの鉄道文化を実感します。

その後は車内を歩いて、やはり外せない6扉車までやってきました。半分補助席のような雰囲気もある、扉間の3人掛けの座席を撮影。

中央にある握り棒と、先程の座席を撮影。首都圏だけで見られる、6扉車ならではの光景です。
比較的すいていた根岸線区間でこの辺りの写真は撮影したのですが、横浜が近付いて来るにつれ、車内はだんだん混雑してきたので、そろそろおとなしく、モーター車のある車両に腰を落ち着けます。
横浜で随分と乗客が入れ替わり、川崎を過ぎたあたりで立客も出るぐらいの混雑に。とは言え車内の雰囲気は昼間ともあり、随分のんびりとしたものですが、その後品川では山手線方面へと乗り換える乗客が多く、若干混雑は和らいだ雰囲気でした。普段はこの時間帯には乗車しないので、久々の快速運転を楽しみつつ、渋谷方面へとショートカット出来る秋葉原で、今回は下車することにします。
ホームにて去りゆく209系をゆっくりと見送って、恐らく最後となるであろう京浜東北線209系への乗車を締めることにしました。

そして、この日は夜の23時ごろより、再び上野駅へ・・・。