06,新夕張〜追分(13:02〜13:19)

↑札幌
キハ261-1202(自)
キハ260-1202(自)
キハ260-1306(指)
キハ260-1103(指)
キロ261-1103(グリーン)
↓帯広

さて、新夕張からは先程の列車でそのまま移動しても良かったのですが、折角なのでスーパーとかちにて、追分まで移動。

乗換時間中に新夕張駅の駅舎を撮影。コンクリート造りの、地方都市らしい雰囲気の建物です。

駅のロータリー付近には、石勝線が開業する前のこの駅の名称、紅葉山駅の看板も設置されていました。

雪による光の反射で露出がかなりあがる中で、ホーム全景を撮影。左側の1.2番線が石勝線の帯広方面の特急列車、3.4番線が夕張方面などの普通列車用となっているようです。

でもって、定刻より若干遅れて、札幌行きのスーパーとかち号が到着。雪を被った山を背景に、青い車体がよく映えます。

そして、4灯ライトのキハ261系が到着。ディーゼルエンジンの唸りを上げて、ホームに進入してきました。
この後ホームを移動して同列車に乗車。乗換時間に指定席が空いているか問い合わせたところ、満席とのことだったので、今回は自由席に乗車。ですが、ここもほぼ全席が埋まっていたので、冬期間の鉄道利用が多いことを実感しつつ、先頭車両の連結部で、しばらくの時間をすごすことに。

雪が固まって冷たい氷となった上に静かに伸びる線路上を、キハ261系は快走。線形もそこそこよく、中々の速度で飛ばしていきます。

スノーシェルターに覆われたポイント部の先には、貨物列車が通過することもあり、有効長の長い信号場が・・・、という風に見えてしまうのですが、向こう側にはキハ40が1両か2両止まれるだけの、小さな駅があります。

道路と併走しながら、列車は勾配を少しずつ下っていきます。冬場で路面状況が悪いこともあり、また付近に併走する高速道路があるからなのか、殆ど車を見かけませんでした。

少し傾いてしまいましたが、カーブしながらワーレントラス橋を潜り抜けます。結構小さいカーブ半径だと思うのですが、振り子装置が働くこともあり、かなりの速度で通過していきます。

駅間にも幾つか信号場があるようで、ここもそのうちの1つ。単線ではありますが、こうした信号場が1つ増えるだけでダイヤの設定は随分自由度が広がるので、この路線は道南と道東とを結ぶ大動脈なのだな、と実感しました。

追分駅に近づくにつれて少し雪が強くなってきました。線路の脇にはもう1本線路が引けそうなスペースがあり、一部区間でも石勝線の複線化の動きがあるのかな、としみじみ。

そして、20分ほどの短時間の乗車後には、下車駅となる追分駅に戻ってきました。こうしてみると、構内の広さを改めて実感させられます。

そして、下車時に先頭車脇に銘打たれていたロゴを撮影。最近のJR北海道の車両は、前面灯の形状など細かな差異はあるものの、概ねこのタイプが多いように感じます。
でもって、乗換時間には余裕があるので、ホームにて261系をお見送り。再びの追分駅で、次の列車までの時間を過ごします。
※この時には特に制限などもなく、運転室下で前面展望を満喫することが出来たのですが、この年1月に発生した789系とトラックとの衝突事故の影響もあり、この後この区画にはタイガーロープが張られ、立ち入りが出来なくなってしまったようです。状況からみてもやむを得ないのですが、こうした列車の楽しみ方の1つがなくなってしまったのが残念です。