16 会津若松→郡山(17:12→18:11)

↑郡山
クハ481-1016(WC故障) 自由
モハ484-1077 自由
モハ485-1077 自由
モハ484-1032 自由
モハ485-1032 指定
クハ481-1015 指定
会津若松

会津若松では25分ほど時間があったので、改札を出て駅前を散策しようとも思いましたが、駅の構造からして先程のSLの編成撮りが何とかできそうだったので駅構内で色々カメラを構えてみることにしました。

只見線の小出行きの編成が入線してきました。一日に3本しかない小出行きの最終列車、429Dです。駅構内ということもあってか、前照灯とバック・ライトの両方が点いてしまっているところが茶目っ気がありますね。

向かいのホームにはあいづライナーが入線。今まで知らなかったのですが、あいづライナーは485のあかべえ編成だったのですね。そのせいか、時刻表を見ても、あいづライナー運用は1編成による充当になっているようです。この編成で郡山まで向かうことになります。

一方では、この地域には珍しい、719系の標準塗装の編成が入れ替え作業を行っています。乗り換えの効率化の為だと思いますが、こういった地方の乗換駅では列車が来る時間帯に集中して列車を動かすことが多いように思います。

で、編成撮りしようと思ったところ、先程のキハ40の編成に被られ、しかも車輛の端は同業者に被られ・・・。編成が被るのはまあ仕方ないとしても、おそらく標準レンズを使用されている方なのでしょうが、写真を取り終えたらすぐに下がって頂きたいなぁ、と思ってしまいます。広角派の人から順にホームに並んでしまうのは仕方のないことなのですが。それは兎も角として、幸いなことに先程の編成は17:01発。あいづライナーの発車までは少々時間があるので、暫く待ってみると、予想通り429Dは発車。漸く編成が姿を現しました。

今旅行最初にして最後の只見SLの編成撮り。最後まで粘った甲斐もありました。次は撮影目的でも来てみたいなぁ、と思ってもみたり。でもやっぱり乗車する方に最後は気持ちが傾いてしまいそうです。今年は7月には運行は無いようなので(あったとしてもテストがあるので多分行かないとは思いますが)、また行くとしたら秋のSL会津只見紅葉号になるのかな・・・、なんて旅行中ながら先のことを想像してみたりしてしまいます。
この後数分して、回送の為か同編成は西若松の方向へと回送されてゆきました。さて、時間も押してきたので、先程撮影したあいづライナーに乗車することにします。

時間もあまりなく、向かいのホームでは先程の719系が停車していたのでホームからの編成撮りは諦め、同じホームからの撮影です。先程のSLから流れてきた客のせいか、それとももともと需要が多いのかもしれません、車内は結構な混雑ぶりで、改札近くの後方の車両は殆ど席が埋まっています。それでもホームを先頭まで歩き、1号車あたりまでくるとまだ空席も多く、何とか窓側の席を見つけることが出来ました。ちなみに編成はシートピッチの改良車だったので、窓枠の位置がどこに来るかは運次第、といった状況でした。幸いにも私の見つけた空席は比較的景色を楽しめる位置だったので助かりました。
そして、発車直前まで空席を求めて1号車までやってくる人は絶えないまま、定刻の17:12に会津若松を発車します。ここでも猪苗代の湖畔や中山峠の景観などを楽しもうかと考えていたのですが、流石にこの2日間殆ど列車に乗り続けていたこともあり疲れとともに眠気がどっと押し寄せてきて、爆睡。途中駅で隣の席におばあさん風の方が来たのと、719系とどこかで交換したことをぼんやりと覚えていますが、ほぼずっと寝ていました。気がつけば、「間もなく終点、郡山〜」の放送が流れていて、「あっという間の」郡山までの旅路となってしまいました。