02,上野〜(19:03〜)

↑函館
EF81-95(上野〜青森信)
ED79-9(青森信〜函館)
オハネフ25-15(Bコンパート)
オハネフ24-501(開放B)
オハネ25-561(Bデュエット)
オハネ25-563(同上)
オハネ25-551(Bソロ)
スハネ25-503(Bソロ+ロビー)
スシ24-504(食堂車)
オロネ24-501(A個室)
オロハネ25-502(A個室+Bソロ)
オロハネ24-553(A個室+Bデュエット)
オハネフ25-214(開放B)
カニ24-508
DD51-1138
DD51-1100(函館〜札幌)
↓上野・札幌


というわけで、北へ向かう寝台列車の発着ホームとしては定番の13番ホームへと向かいます。天井の高いホームに吊り下がるように設置されている電光掲示板には、静かに「北斗星」の文字が灯りを灯していました。

この後の入線シーンは、この時期にも関わらず人が多かったので撮影は諦め、静かに灯るテールマークを撮影。寝台列車を示す左上のマークと、北斗七星をあしらった幕の雰囲気は、こうしてひときわ寒い冬季にこそ似合うのかもしれません。

11号車のロゴと、北斗星の幕表示を撮影。ほかの夜行列車たちと比べても、少しばかりフォントの雰囲気が違うような気もするのですが、気のせいでしょうか。

半室ロビーのある6号車には、きちんと「ロビー・ソロ」のロゴが出入り口付近に設置されてありました。各号車にこうした車内設備の案内があったのには初めて気づきました。

で、この日はやけに人が多いな、と思ってはいたのですが、カマ番を見て納得。レインボー塗装のEF81-95が牽引なのでした。

側面より、EF81と大きく描かれたロゴを撮影。やはり遠目にみても、随分と目立つカラーリングですね。

正面には随分と多くの人が並んでいたので、後方より機関車の全景を撮影。機関車の車体に綺麗に写り込んだ、北斗星のテールマークもなかなか素敵です。

で、一応正面からも撮影。ここより線路側は既に多く人で埋まっていて、微妙な感じの撮影スタイルになってしまいました。
発車時間がそろそろ近づいてきたので、車内へと入ることにします。

今回乗車したのは、せっかくなので、やはりB寝台のソロ。やや狭い部屋ではありますが、きちんと鍵のかかる個室というのは、開放寝台と比べても随分寛げるように思います。

乗車時にはベッドの状態で個室内は整えられていますが、翌日朝以降の運用に備えてか、一応個室内には座席として使用するための背もたれが設置されています。

読書灯は普通のB寝台に設置されているものと同じものとなっています。その他にも上着を掛けるためのハンガー一式も設置されていて、JRグループの行き届いたサービスを実感しました。
その後は首都圏のネットワーク内を静かに走ります。出発後30分ほどで大宮駅に到着。ここでさらに何人かの乗客を拾い、東北を目指して走ります。久喜駅では先行の各駅停車を追い抜き、この列車がやはり特急列車として活躍しているのだな、と改めて実感。宇都宮駅で乗客をまた少々拾い、首都圏の空気も抜けてきたころに、そろそろやや遅めの夕食を取るべく、車内を散策しつつ、食堂車へと向かうことにします。

きちんと寝具類一式が整えられた開放B寝台を撮影。さすがにオフシーズンの平日ともあってか、車内は閑散としていて、B寝台にも随分と空きが見られました。

場所によっては向かい合う4席全てが空席のB寝台も。梯子の下にあるJR北海道の車内誌が、この列車が北海道行の列車であることを実感させてくれます。

別の車両のB寝台は、少しモケットの柄が違います。もともと2往復体制だった北斗星が、2008年ごろに1往復化された際、JR東日本持ちの24系とJR北海道持ちの24系とを混結する形での運行となったため、このように同じ設備でも車両によって細部が少しずつ異なってきます。

B個室の車両の通路を何となく撮影。開放B寝台が並ぶ昭和時代の面影を残す車両よりも、少しばかり素気ない感じはしますが、どこかホテルの客室通路にも似たこの空気のほうが、現代の寝台特急としては人気があるのかもしれませんね。

その後は、パブタイムが始まったグランシャリオにて、21時過ぎの遅めの夕食を。今や定期列車で食堂車が営業しているのはこの列車のみ。時代の流れを感じます。

でもって、ビーフシチューをいただきます。お値段はどうしても高くなってしまいがちですが、列車内でこうした料理を食べる経験も滅多にないので、ということで。

折角なので、パンのセットも食べることにしました。車内は全体的に同業者っぽい人と、純粋にパブタイムを楽しみに来た人が半々程度。それでも閑散期ともあり、テーブルの半分が埋まる程度の人出でした。

そして、485系に付属していた食堂車を改造した、というスシ24-504のロゴを撮影。この表記を眺めることのできる列車も、今やほとんどありません。

で、その後は事前に購入しておいたシャワーカードにて6号車のシャワールームへ。お湯は6分間使用可能となっており、やや短いような印象も受けますが、比較的余裕を持って寛ぐことができます。

で、夜の11時近くになり、仙台を過ぎたあたりで、やや疲れていたこともあり、そろそろ眠りに就くことにしました。