34,三菱自工前〜倉敷市(19:06〜19:32)

MRT306(ワンマン)

さて、もうすっかり夜の雰囲気となった終点の三菱自工前駅で、しばし折り返しの列車を待つことにしました。旅客線はこの駅が終点ですが、ここから工場へと貨物線がさらに伸びているため、先ほどの列車はそのまま貨物線方面にある車庫を目指して駅から走り去って行きました。

三菱自工前の駅は単式ホーム構造をしていました。住宅地が多かった沿線も、ここまでくればもうすっかり工業地帯の雰囲気に。時折大型トラックが行き交う道路で、しばしバルブ撮影。

駅の看板を撮影。隣駅表示が片側だけであり、いかにも終着駅らしい雰囲気が感じられます。とは言え、貨物輸送のための線路がまだ先に延びているので、まだ完全に終着駅、という訳ではないのですが。今回は乗車を目的に訪れましたが、また貨物列車も確認しに訪れたいものですね。
その後はしばしホームで時間をつぶし、長かった今回の旅行もいよいよ終わりが近付いているのだな、と実感します。
列車がやってきたのは発車時刻の直前。駅のすぐそばにある踏切を遮断してしまうためのようです。ホームに券売機がなかったのでそのまま列車に乗り込み、再び倉敷市駅を目指します。

車内はさすがにガラガラだったので、しばし座席のモケット等を撮影。落ち着いた青緑色のモケットが印象的でした。

途中で2.3人の乗客を拾いつつ、静かに倉敷を目指します。座席配置はボックス席とロングシート席を対称に配置したもので、床は木目調になっていました。
往路とほぼ同じ所要時間で、終点の倉敷市駅に到着しました。

ホームに停車中の車両を撮影。ひまわりのラッピングが施されていました。

改札は有人改札で、いかにも地方私鉄らしい雰囲気を感じさせてくれました。

駅舎の雰囲気はこんな感じです。社屋の上にそのまま駐車場があるので、随分無骨な格好になっていましたが・・・。